これから強みとなるもの
これからの独自の作業ノウハウというものは通用しないのだと思います。
作業レベルのノウハウは、ウェブで探せばユーチューブ動画などで
見つかります。
毎日作業する中で発見した作業を標準化した作業ノウハウは、
転職なども含めて秘密保持できなくなって来ています。
気づいたり、知れば誰でもできる方法論では、いつまでも独自性を
保つのは難しい。
ですから開発ものづくりアリスでは、思考力やアイデア、ヒラメキといった
能力に重点を置いています。
スタッフには開発エンジニアとしての発想力や機転を常に求めています。
開発ものづくりでは、クリエイティブする力が必要です。
ノウハウとしている製作方法も変化していってます。
その方法が正しい訳ではない。
毎回、より良い製作方法をクリエイトするように指示しています。
常に良くしていく知恵や発想力を鍛えているので、作業方法が進化
していきます。
常に進化するノウハウ。
それが当然であり、昔ながらの匠の技を今の道具を使って最先端の
技術に発展させていくことが重要だと考えています。
いくら作業を極めても、本当にできない熟練の技と呼べる技術は
全体の5%にも満たない。
30年や50年やり続けての匠の技を身に付けるのには絶対的な長い時間が
必要です。
熟練はしていくべきではありますが、95%の技術はデジタルデータとして
論理的に分析して誰でもできるように標準化できます。
熟練していきながら、発想力を鍛えて、1件1件をアイデアで勝負する。
そのクリエイティブ力が、これからのノウハウだと考えています。
メーカーエンジニア様の開発ものづくりはアリスのぜひお声かけ下さい。