MCナイロン901(青)
最近、もっとも多い治具の材料がMCナイロン901(青)です。
POM(ジュラコン)の青を使用されていたお客様にもMCナイロン 901(青)を提案して、こちらに変わりました。
POIM(ポリアセタール)と比較して、MCナイロン901(青) が、だいたい半額となります。
加工時間は変わらず、加工費用は同じぐらい。
治具は厚みが高い場合が多くて、材料費が価格に大きく影響します。
厚みについては、POM(青)が100㎜、MCナイロン901(青)は 150㎜で治具の材料としては使いやすい。
摩耗しにくとかPOM(ジュラコン)でなければならない理由がないので あれば、MCナイロンをお勧めします。
もちろんPOMでも問題ありません。
Mでも問題ありません。
CRM思考で事業展開
(株)アリスは、CRM思考で事業展開しています。
☆CRM=Customer Relationship Management
お客様と重要な情報を共有しながら、新製品の開発を実現していく事です。
素材や形状、製造方法や機能性などを協議しながら進めていきます。
本当に、この素材で良いのか?
この形や機能で良いのか?
量産化システムの検討など、開発プロセスを進めながら、同時に量産プロセス
での課題を抽出→解決していく事で新製品をスピーディーで確実に製造して
いくことが重要です。
特にプラスチック樹脂はさまざまな材料があるため、スペックを確かめながら
材料や加工方法、製造方法を確立していく必要があります。
開発ものづくりはぜひ(株)アリスにお声かけ下さい。
inspiration(インスピレーション)を発揮できてこそのエンジニア
東大阪試作アリスは、インスピレーションを発揮できる からこそエンジニアだと考えています。
inspiration(インスピレーション)
私たち開発試作アリスが携わる開発モノづくりの世界。
あたらしいモノを創作するのにはインスピレーションが とても重要。
ひらめく力はエンジニアとしての肝でもあります。
そういった思考力を鍛えるために暇があれば、アイデアを 活かしたサンプルを作ってもらっています。
みなさまはどんなことをひらめきますか?
ポリカーボネート(PC)切削加工で創るオリジナルサンプル
開発試作アリスはポリカーボネート(透明)の切削加工を
得意としています。
今、実用性のあるオリジナル加工サンプルを製作中。
端材がたくさん残ってるポリカーボネートを切削加工。
展示会でも使えるサンプルを製作していきます。
ポリカーボネート(PC)板の機械加工の動画をユーチューブにアップしました。
ぜひご覧下さい。
ポリカ(透明)やABSなどを磨かない切削加工技術
開発試作アリスの機械切削加工で考えている技術。
それは、できる限り磨きをしない事。
それが素材も痛めず、スピーディーにデータ通りに製作するコツだと考えています。
磨きに時間がかかるので、磨かない部分が増える事で、効率が良くなり、
価格的にもお安く済みます。
画像の魚は、ポリカーボネート(PC)やABSを板材から機械切削加工で
製作したサンプル。
磨きや研磨はしていません。
機械切削加工後に手を入れない事。
それが、もっとも3Dデータに近いカタチです。
機械加工の精度を保っています。
レンズカット部や複雑な形状も磨かずに仕上げています。
機械アップだけで完成させる技術を追求していきます。
現物とリバースエンジニアリングで製作した透明ナイト
これが現物のナイトです。
3Dスキャンはレーザーポイント。
レーザーで点を取りながら、点群で外観を表現するデータができます。
測定可能サイズ=Φ300×H200
測定誤差=±10μ
3Dスキャンしたデータは点群データとして出力されます。
点群データをCADで使えるようにするには、ポリゴン(メッシュ)化 する必要があります。
その変換を弊社では、デザインXという専門ソフトを使って、自動敵に ポリゴン(メッシュ)化して、CADで使えるようします。
そのポリゴンデータをCADで調整してカタチをつくり、CAMで 加工用データを作成。
そのNCデータをCNCマシニングセンタに送信してコントロール。
機械加工をして透明ナイトをアクリルで製作しました。
今回のリバースエンジニアリングで使用した弊社設備です。
■3Dスキャナ型 三次元測定機(VL0300)
■リバース専用ソフト(Geomagic_Design_X)
■3D_CAD(NX) ■3D_CADCAM(Mastercam)
■高速、高精度、高効率小型切削加工機(FANUC ROBODRILL)
治具をアルミやMCナイロンで創る
最近、ポンチ絵やなんとなくのイメージ、口頭での説明から開発ものづくりする事が増えました。
素材も、コルクやEVA、ポリウレタンやコルクゴム、パロニアなど、 更に幅広くなっています。
もちろん通常のポリカーボネートや、アルミ、MCナイロンやPOM, ナイロンやPTFE、ABSやアクリルなどで部品や治具を製作しています。
特に多くなってきたのが、アルミとMCナイロンです。
現物をお借りしての治具設計からスタートする事も多くなりました。
客先でお使いになっている治具の追加工や改造も多くなっています。
治具の事は、ぜひアリスにお声かけ下さい。
治具の事は、ぜひアリスにお声かけ下さい。
ポリカレンズのサンプルを機械加工で製作
開発試作アリスでは、半球形状で肉厚の薄いレンズ試作部品や
凹形状の反射板レンズ試作モデルや部品を製作しております。
ポリカーボネート(PC)板材から削り出す切削加工サンプルです。
ライティングなどの機能テストなどに使用される試作品を機械加工
で製作しています。
ポリカは切削加工すると白くなりますが、(株)アリスではアクリルと
同レベルに透明化できます。
ポリカレンズの試作品や部品の製作はぜひお気軽にお声かけ下さい。
アリスのもっとも得意な加工技術でナイトをリバースエンジニアリング
チェスの現物から、リバースエンジニアリング。
透明ナイトを製作してみます。
3Dスキャンデータを整えるためのモデリング。
3DCADデータからCAMで加工データを作成。
CNCマシニングセンタで機械加工中です。
気品がある立派なナイトが完成するかなぁ。
楽しみです。
(株)アリスの最も得意とする切削加工なので、すぐに完成します。
後日お披露目します。
毎日の小さな変化が進化のコツ
今にジャストフィットさせていくために重要な日々の改善活動。
それは気合いを入れた大きなことではなく、日々の気づきから変えていく。
毎日の小さな変化が大切なんだと思います。
些細な工夫が結果的に大きな改善活動となる。
大きな安定と進化を創るんだと思います。
社風としての基礎的な改善を習慣化。
創意工夫を行う風土を当たり前のこととして根付かる!!
開発プロセスでのものづくりを行う上で重要です。
メーカーエンジニアさまのあたらしい価値を創る開発試作
や治具、部品を創ることで役立っていきたいと思います。