学ぶとパクルの境界線
東大阪試作アリスではアルミ、銅、鉄、ステンレス、真鍮などの
金属素材やPPS、PBT、ポリカなどの樹脂素材を切削加工して
試作品、治具、部品を製作しています。
「学ぶ」の語源が「真似ぶ」という事です。
「真似をする」事でしょうか?
学ぶとパクリはどう違うのか?
その境界線を考えてみました。
学ぶこと=師匠や先輩から技術を継承するために真似をしながら、
ノウハウやコツを身につけること。
技術は盗むものと言います。
トレースみたいな感じでしょうか。
トレースでも、いずれは真似る人の個性が出てきます。
どんどんオリジナリティーに発展していきます。
気づきや発見から技術的な進化が遂げられる可能性も高く
未来を切り拓くことになります。
ではパクリとは???
同じようにも感じますが、パクルには人から学ぶという精神が
欠落しているように思います。
そのまんま、上っ面だけをコピーすること。
意味合いや意図、気づきや発見しようという意思が無く、
思考なくしてコピーすること。
学ぶとパクルは似て非なるものだと思います。
プロであるなら学んだことから創意工夫してオリジナル技術まで
昇華させないとダメだと思います。
これからもアリスではいろいろなことを学び、オリジナル技術まで
昇華させていき、エンジニア様たちの役立つ会社であり続けます。