ADC12の切削加工部品を製作
厚みが100㎜のADC12ブロックから削りだして部品を製作します。
アルミのA5052といった代替えの材料ではなく、量産をダイカストで
行う場合は、やはりADC12で試作したい。
そんな要望が多くなっています。
完成品は2色で焼付塗装を行います。
薄肉で多面加工の試作部品なので弊社の高速マシニングセンタ
でも結構時間がかかります。
1個からでも製作します。
50個~300個ぐらいまでが多くなっています。
ADC12で製作したい試作部品はお気軽にお声かけ下さい。
フッ素樹脂 PTFE=ポリテトラフルオロエチレン
PTFE=ポリテトラフルオロエチレン
四フッ化エチレン樹脂とも言います。
高い耐熱性、耐寒性(約-250~260℃)を持ち、優れた耐薬品性を有します。
フッ素が摩擦係数を低減してすべり特性が高く、絶縁性や耐候性
も優れています。
医療機器部品や半導体、液晶関連の部品、摺動部品であるローラーや
実験器具などに使われています。
お鍋のテフロン加工はこの樹脂を吹き付けてコーティングしたものです。
聞きなれたテフロンはのデュポンの商品名となります。
PPSU(ポリフェニルスルホン樹脂)機械加工
PPSU(ポリフェニルスルホン樹脂)は、透明樹脂の中で
最高の耐熱・耐薬品・強度を持つと言われているスーパーエンプラ。
優れた耐スチーム性や耐衝撃性を有する樹脂です。
画像の赤丸にある潰れたものは、お隣のものと同じ形状でしたが、
車で踏みつけてみました。
へしゃげるだけで破損しませんでした。
こういった性能も医療現場で使われるところ。
破断してちぎれることが危険だからだとの事。
こういった特殊な素材の切削加工を得意としています。
真ん中のサンプルのように、それなりに透明にできます。
この加工サンプルは外径φ28で肉厚が0.3mmです。
プラスチック樹脂やアルミ金属の事はアリスにお気軽にお声かけ下さい。
アクリル(PMMA)の流路/流体の検証用可視化モデル
アクリル(PMMA)の透明切削サンプルです。
アクリルやポリカーボネート(PC)など、透明なプラスチックで
可視化モデルなどを多数製作して来ました。
素材はアクリル(PMMA)で、マシニングセンターで機械加工しました。
最近は、内部にオイルなどを噴射して、どの様な動きをするかを確認
する流路検証用や流体装置の部品がとても多くなっています。
添加物によっては溶剤に強いポリメチルペンテン(PMP)などでも
流路/流体の検証用可視化モデルを製作しています。
アクリル(PMMA)など、透明プラスチック樹脂で製作する
流路/流体の検証用可視化モデルはぜひお声かけ下さい。
昔ながらのノコギリ取っ手を現物から再現して製作
お客様から依頼があり、ノコギリの取っ手を現物から製作しました。
もう製造メーカー様が存在せず、相談先でも断られて困っていたとの事。
3Dスキャンして3Dデータを作成。
分析した結果、切削加工で製作するには、ノコギリ刃を差し込む
細く深い溝が再現できません。
分割貼り合わせという方法になります。
なんとか一体で製作したい。
また現物の握り心地を再現したい。
そこで、工夫して15個製作しました。
しっとりとした握り具合や質感は再現できました。
お客様も大喜び。
とても握りやすい取っ手だったので、再現できて良かったです。
何十年と使っているので、とてもくたびれていました。
そこでできる限りの手直しをして、現物を元にして新作しました。
刃物のはめ具合は現物より少し固め。
使っているうちによくなるはずです。
長持ちしますように。
※画像の使用は客先から許可をいただいております。
ご要望を超える仕事を実現していきますので、よろしくお願い致します。
自作の透明チェスを製作
アクリルの透明板から自作で透明チェスを製作してみました。
機械加工で製作して、鏡面やマット仕上にしてみました。
右側の白と黒はポリカーボネート(PC)です。
上はポリカーボネート(PC)の透明です。
左側はアクリルの透明です。
美しい透明チェスが出来上がりました。
メーカーの開発エンジニア様をお客様として開発ものづくりをする
(株)アリスでは、いろいろなアイデア商品も開発しています。
開発のプロフェッショナル向けに特化した会社です。
研究開発も含めてお仕事は、お気軽にお声かけ下さい。
磨きレスのレンズカット切削加工技術
ポリカーボネート(PC)の透明板をCNCマシニングセンタ
で切削加工したレンズカットサンプルです。
切削加工したポリカーボネート(PC)のレンズカット部を3Dデータに
忠実なまま、美しい透明に仕上げる透明化処理技術。
それが(株)アリスの強みです。
レンズカット部は磨きレスを実現しています。
機械加工のまま透明化処理するのが、もっとも3Dデータ形状に
忠実にできています。
さまざまなレンズカット形状に対応。
職人の匠の技を実現したような丁寧な機械加工技術で、
レンズカット部は磨きレスとしています。
機械加工後がもっとも寸法精度が高く、形状正確です。
開発ものづくりアリスでは、磨きレスの切削加工技術を磨いていきたいと
思います。
ウインカーレンズの製作
バイクのウインカーレンズを試作から製品製作まで行っています。
LEDは砲弾型タイプや面実装タイプを使用しています。
筐体はデザインなどから設計まで行っています。
イメージやサイズなどをお伝えいただき、しっかり打ち合わせをしながら
イメージを具現化していきます。
ポリカーボネートのレンズカットは得意とするところです。
LED基板のセットやレンズとケースの組立などを考えながら、
ボスやリブなどを配置します。
射出成形で問題のないように筐体に抜きテーパーなどを取り入れて
いくことでスムーズに量産できるように考慮して試作モデルを製作
して機能検証などを行います。
ウインカーレンズの製作などはお気軽にお声かけ下さい。
PPに剥がれにくい塗装をする!!
ロック+ヒンジ機構付きに筐体ケースをPP切削加工で製作しました。
塗装前です。
PP(ナチュラルグレード)である乳半色にブロンズ色を焼付塗装しました。
ヒンジ機能は塗装前と同じく、可動して問題ありません。
ロック機能も開閉でき、塗装前と同じままです。
PP用の専用プライマーを下地にブロンズ色をオーバーコート。
焼き付けたので剥がれにくく、しっかり塗装できました。
プラスチック樹脂の焼付塗装はぜひお声かけ下さい。
大学の研究に使う実験装置や専用部品に実績豊富
東京大学様、京都大学様、大阪大学様など、たくさんの大学様に
依頼されて実験装置や治具、専用部品などをたくさん製作して
来ました。
私たちは、開発現場に役立つプロフェッショナルです。
最先端の分野を研究する大学様の研究に貢献していくことで
ワクワクする未来を創る事に役立ちたいと思います。