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なぜ惹かれるのか。透明品が教えてくれる技術の本質

2012年11月29日 木曜日

なぜか分かりませんが、
美しい透明品には強く惹かれてしまいます。

ポリカーボネートの透明板から、
NCマシニングセンタで切削加工して生まれる、
少しミステリアスな形状。
完成した瞬間に、思わず「ハッ」としてしまうことがあります。(笑)

透明な部品は、誤魔化しが一切ききません。
寸法精度、刃物の状態、加工条件、段取り、
そして仕上げに対する考え方。
どれか一つでも欠けると、
白濁や歪み、傷となってはっきり表に出てしまいます。

だからこそ、透明品の加工には
ものづくりに関わるすべての要素が詰まっています。
加工の良し悪しが、そのまま結果として現れる。
とてもシビアで、同時にとても正直な仕事です。

正直に言えば、簡単な仕事ではありません。
手間もかかりますし、気を遣うポイントも多い。
それでも、透明品の加工に取り組むことで、
確実に技術力は鍛えられていきます。

「なぜ白くなるのか」
「なぜこの条件だと透明感が出るのか」
そうした気づきを一つずつ言語化し、
ノウハウとして積み重ねていく。
その過程そのものが、技術者としての成長につながります。

そして何より、
やっぱり好きなんですよね。(笑)
きれいに仕上がった透明形状を前にすると、
この仕事をやっていて良かったと、素直に思います。

(株)アリスが透明加工にこだわり続けているのは、
難しいからでも、特別だからでもありません。
技術の本質と向き合える、
そんなものづくりだからです。

医療・研究機関向け透明試作モデル

2012年11月28日 水曜日

― 観察・検証を支えるための試作 ―

医療分野や大学・研究機関では、
内部構造の観察や挙動確認を目的とした試作が求められます。
実験装置、評価治具、研究用モデルなど、
用途は多岐にわたります。

透明ポリカーボネートによる試作モデルは、
内部の動きや構造を直接確認できるため、
研究用途との相性が非常に良い素材です。
流体の挙動確認や機構の動作観察、
組立状態の検証などに活用されています。

また、切削加工による試作は、
研究テーマに応じた細かな形状変更や改良にも対応しやすく、
実験の進行を妨げません。

医療・研究用途では、
「とりあえず形を作る」試作ではなく、
検証のために意味を持つ試作が重要になります。

プラスチック加工.comでは、
研究開発の目的に合わせた透明試作モデルを通じて、
実験・検証の質を高めるサポートを行っています。

レンズ・光学評価用の透明試作モデル

2012年11月27日 火曜日

光学部品の開発では、
外観だけでなく、光の通り方や歪み、
部品同士の位置関係まで含めた評価が必要になります。

ポリカーボネート(PC)は、
耐衝撃性と透明性を併せ持つ素材として、
レンズ部品や光学周辺部品に多く使用されています。
近年では、アクリルからPCへ材料を切り替える動きも増えています。

切削加工による透明試作では、
レンズ形状や筐体構造を高精度に再現でき、
光学評価を実物で行うことが可能です。
磨き工程を抑えた仕上げでも、
評価用途として十分な透明性を確保できます。

量産前の設計検証において、
「この形状で問題ないか」
「組み込んだ状態で光学性能が確保できるか」
を確認するための試作として、
透明PCモデルは有効な手段です。

プラスチック加工.comでは、
光学評価を意識した透明試作モデルの製作に対応しています。

流体解析に使われる透明可視化モデル

2012年11月26日 月曜日

― 流れを“見る”ことで設計精度を高める ―

流体を扱う製品開発では、
シミュレーションだけでは判断しきれない場面が多くあります。
流れの偏り、滞留、想定外の挙動。
それらを最終的に確認する手段として、
透明可視化モデルが活用されています。

ポリカーボネート(PC)による透明モデルは、
液体や気体の流路を実際に目で確認できる点が大きな特長です。
流体がどのように入り、どこで速度が変わり、
どの部分で滞留が起きているのか。
設計図や数値だけでは見えない情報を得ることができます。

特に研究開発段階では、
設計変更を繰り返しながら検証を進めるケースが多く、
切削加工による透明試作は非常に有効です。
形状変更への対応が早く、
評価を止めることなく改善を重ねられます。

プラスチック加工.comでは、
流体評価を目的とした透明PC切削モデルを製作し、
設計検証の精度向上をサポートしています。

ポリカーボネート(PC)の磨きレス透明切削とは?

2012年11月25日 日曜日

― 加工精度で“透明感”を作る試作技術 ―

透明樹脂の試作では、
「磨き工程」が前提と考えられることが少なくありません。
しかし、磨きは形状精度を崩すリスクや、
工数・納期増加の要因にもなります。

磨きレス透明切削とは、
切削加工の段階で透明度を引き出し、
後加工を極力行わない試作技術です。

刃物選定、切削条件、工具経路、加工順序。
これらを最適化することで、
切削面そのものを評価に使えるレベルまで仕上げます。

特にポリカーボネート(PC)は、
切削条件次第で白化しやすい素材です。
磨きレスで透明感を確保できれば、
内部構造や流路の確認を、
加工直後からスムーズに行えます。

まだまだレンズカット部や曲面、複雑な形状部だけの磨き
レスですが、更に工夫を続けていきます。

シンプルイズベストです。

工程が少ない方が、予算的にも、納期的にも、品質的にも
有利になります。

形状精度を優先しながら、
評価に十分な透明性を確保する。
それが、磨きレス透明切削の価値です。

金型冷却水路の可視化モデル

2012年11月24日 土曜日

― 見えない流れを“見て”検証する ―

射出成形金型において、
冷却水路の設計は成形品質とサイクルタイムを左右します。
しかし実際の金型では、
冷却水の流れを直接確認することはできません。

そこで活用されているのが、
ポリカーボネート(PC)による透明可視化モデルです。

金型構造を再現した透明モデルを製作することで、
冷却水の流れ、滞留、偏流などを
実際に目で確認できます。
これにより、設計段階では気づきにくい問題点を
事前に把握することが可能になります。

シミュレーションだけでは判断しきれない部分も、
実物を使った可視化によって
設計の裏付けを取ることができます。

プラスチック加工.comでは、
金型冷却水路の検証を目的とした
透明PC切削モデルの製作に対応しています。

研究開発・金型設計・生産技術をつなぐ
「検証のための試作」。
冷却水路可視化モデルは、
その重要な役割を担っています。

アクリルとポリカーボネート(PC)の違い

2012年11月23日 金曜日

― 透明樹脂は“用途”で選ぶ ―

透明樹脂の代表格として、
アクリルとポリカーボネート(PC)がよく比較されます。
どちらも透明性に優れていますが、
用途や評価目的によって適した材料は大きく異なります。

アクリルは、
非常に高い透明度と光学的な美しさが特長です。
外観評価や意匠確認には適しており、
比較的加工もしやすい素材です。

一方、ポリカーボネート(PC)は、
耐衝撃性・耐熱性に優れ、
実際の製品使用環境に近い条件で評価できる素材です。
多少透明度は落ちますが、
機構部品や筐体、可視化モデルとしての信頼性は高くなります。

開発試作では、
「見た目を確認したいのか」
「実使用条件で検証したいのか」
によって、材料選定が重要になります。

プラスチック加工.comでは、
アクリル・PCそれぞれの特性を踏まえ、
試作目的に合った透明モデルをご提案しています。

自動車・半導体分野における高機能樹脂試作

2012年11月22日 木曜日

― 量産トラブルを防ぐための“事前検証” ―

自動車や半導体分野では、
部品に求められる要求水準が年々高まっています。
耐熱性、耐久性、寸法精度、再現性。
どれか一つ欠けても、量産には進めません。

こうした分野では、
射出成形に入る前の切削加工による試作が
非常に重要な役割を果たします。
実際の材料を使い、実物で検証することで、
設計上の課題や生産時のリスクを事前に把握できます。

PPS・PBT・フェノール樹脂・エポキシ樹脂など、
高機能樹脂を使った試作は、
研究開発から生産技術検討までをつなぐ工程です。

プラスチック加工.comでは、
自動車部品や半導体関連装置向けの試作において、
用途・使用環境を考慮した加工提案を行っています。

「作れるか」ではなく、
「量産で問題なく使えるか」を見据えた試作。
それが、評価される理由の一つです。

フェノール樹脂・エポキシ樹脂の切削試作

2012年11月21日 水曜日

― 熱硬化性樹脂を“評価用サンプル”として形にする ―

フェノール樹脂(ベークライト)やエポキシ樹脂は、
耐熱性、電気絶縁性、剛性に優れた熱硬化性樹脂です。
電気・電子部品や耐熱部材として、
今も多くの現場で使用されています。

これらの材料は、成形後の加工が難しく、
試作対応できる加工先が限られる素材でもあります。
切削加工では、割れや欠けを防ぐための
加工条件や段取りが重要になります。

試作段階では、
・実使用時の寸法安定性
・ねじ締結部や端部の強度
・耐熱・絶縁性能の確認
といった評価を目的とした加工が求められます。

プラスチック加工.comでは、
フェノール樹脂・エポキシ樹脂の特性を理解した上で、
研究開発用途に適した試作サンプルを製作しています。

ポリカーボネート(PC)可視化モデル【後編】

2012年11月20日 火曜日

― 内部が見える試作が、検証精度を高める ―

透明で製作する筐体や部品は、
嵌合状態の確認や機構設計の検証に非常に有効です。
外からでは確認できない内部構造を、
実物を見ながら評価できるため、設計判断の精度が高まります。

また、液体や気体の流路を可視化するモデルとしても活用されています。
流れの偏り、滞留、想定外の挙動などを
実際に目で確認できることは、大きなメリットです。
最近では、金型内部の冷却水路の流路解析用モデルとしても
透明可視化モデルが使われるようになっています。

内部構造を「見える化」することで、
設計・検証・改善のスピードは大きく向上します。

ポリカーボネート可視化モデルは、
白物家電、自動車のエンジン・機構開発、
医療機器、各種治具など、幅広い分野で活用されています。

内部構造確認や流路検証に、
透明だからこそできる評価を。
ポリカーボネート(PC)可視化モデルの試作は、
プラスチック加工.comにご相談ください。