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ポリカーボネート切削加工品(透明)

2014年9月23日 火曜日

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これはプラスチック樹脂の切削加工品です。

材質はポリカーボネート(透明)

加工はNCマシニングセンタで切削加工。

一体で削り出しました。

その後磨いて透明化処理。 染色仕上です。

形状はある試作品を想定してデータ作成してもらいました。

これを真空注型用マスターにしてスケルトン注型サンプルを

製作してもおもしろいかな?と思案中です。

ABS切削加工

2014年9月22日 月曜日

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ABS(ナチュラル色)のマシニング切削加工サンプルです。  

こういった3次元形状が得意分野のひとつとなります。  

ABSはリーズナブルで成形材料としてもポピュラーなので 試作でもよく使用する材料となります。  

柔らかいので使い勝手がよく、メッキする場合もABSを使用致します。  

材料としても幅広いラインナップで厚みも最適なのを入手できて 接着もしやすく、

加工もしやすい材料です。

どうしたらできるのかをまず考える

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アリスでは、まずどうしたらできるのかを考えることにしています。

開発試作モデルを創るお仕事では、トライ要素がある場合が多々ございます。

試作品や量産試作品を製作する場合は、先行試作でカタチになるのかを

試されたものですから問題ありませんが、先行開発での試作品製作は、

やってみなきゃわからない要素があります。

人は、未知なるものに拒絶反応を起こしがち。

今まで経験したものづくりの延長で解決できるレベルで、ものづくりを

安全に進めたいものです。

ですが、アリスでは未知なる試作品の製作にも、まずどうしたらできるのか

を考えて、失敗を恐れず、トライしていくことに取り組んでいます。

 

プラスチック試作のプロセス

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  新製品のデザイン検討のために作られるのがモックアップと 呼ばれる意匠検討用のデザインモデルです。

デザインが決定後は、機能確認や機構検証、組立確認や生産工程検討用の ワーキングモデルの製作となります。

試作金型を簡易的に作っての射出成形などで射出条件や金型構造を 事前にデータとして量産をスムーズに

プロセス化していく。

そうして新線品用の新しい部品が確定してから製造や組立などに使う治具や 検査治具の作成と進んでいきます。

特化してるところ?

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本当に最近は毎日数件のお問合せをホームページからいただいております。

ご愛顧感謝しております。

お仕事につながるケースも増えて参りました。

先日、ホームページからのお問合せから詳細の打ち合わせにご来社いただき、

お仕事のご発注となったんですが、その時になぜアリスを選んだのかをお聞きしました。

3社にお声をかけたとのこと。2社は納期や仕上げなどの条件面で話が進まなかったとのこと。

うちは作ることを前提で打ち合わせをした。

そこで選んだとの結果でした。

確かにお問合せいただいたときは作ることしか考えておりませんでした。(笑)

それも強みのひとつかも・・・

プラスチック成形

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プラスチック部品の試作で数量が多い場合は、

射出成形で製作するほうが 安価になります。

また量産で想定している樹脂をそのまま使用できます。

量産試作はぜひ、試作金型でのインジェクション成形をご検討下さい。

ロジカルシンキング

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ものづくりはロジカルシンキングがとても大切だと思います。

経験だけの肌感覚ではあるレベル以上の進歩ができなくなってしまいます。

論理的に考えて製作方法や工程を決めていく。

また問題が発生した場合も冷静に原因を分析してから対処していく。

論理だけでは机上論になってしまいますから実践も同時並行に進めていく。

理論と実務がバランスよく揃って初めて安定した仕事ができると思います。

素材ごとの最適な切削加工で試作

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プラスチック樹脂の切削加工品。

それぞれの材質ごとに加工条件を最適にして機械加工します。

ポリカーボネート(PC)やアクリルなどの透明品は、透明化に

適した加工条件を選択することが重要となります。

アリスの得意とするCNCマシニングセンタでの切削加工。

そこにプラスして、仕上げや透明化処理、染色などの高い

技術力でご依頼の切削加工モデルをカタチにします。

透明にするには難しいもの。

2014年9月21日 日曜日

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画像のサンプルは、ポリカをNCマシニングセンタで

切削して作りました。

加工的には難易度は低いのですが・・・

こういった短銃な形状こそ逃げ道がなく、きれいに仕上げるのが難しいです。

この画像のサンプルは仕上げの練習用です。

技術力アップのために形状を考えました。

きれいに仕上げられると実務でも活躍できます。

切削したポリカーボネート樹脂

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ポリカーボネートの透明は切削すると、白く濁ってしまいます。

それを丁寧に磨き、透明処理を行い、丁寧に仕上げるときれいに輝きます。

CAD/CAMのプログラミング力や機械加工力、

仕上力などすべての工程に高い技術が求められます。