切削加工でレンズやリフレクターを開発する
例えば、バイクや車のウィンカーレンズやリフレクター。
開発ものづくりでは、試作サンプルを切削加工で製作してから
反射やライティングの機能テストを行ってカタチを決定。
その後に量産品の製作を金型を使っての射出成形で行っています。
素材はポリカーボネート(透明)やアクリル(透明)の
板から機械加工して試作モデルを製作します。
まずは1セットを製作。
形状が決定するまでは1セットで製作します。
そこで開発プロセスでの課題を解決しておき、量産プロセスに
移行すればスムーズです。
金型を製作する頃には、量産プロセスでの問題点を想定
して、できる限り解決しておきます。
材料や成形、検査や組立などを工程も踏まえたうえで進めていきます。
画像はすべて切削加工で製作した加工サンプルです。
機能を満たす形状の決定までは切削加工のサンプルを利用するのが
リーズナブルで、開発→量産プロセスをスムーズにできます。
小ロットの金属部品を製作
金属加工品について。
アルミや真鍮、銅などの非鉄金属や、ステンレス、鉄などの
金属加工も実績豊富です。
加工方法は機械加工では旋盤やマシニングセンタでの切削加工や
板金プレス、レーザーカットやワイヤーカットなど、形状や材質、
数量や納期などを考慮して選択します。
板金プレスで金属部品を加工してから、インサートで樹脂部分を
成形する事もできます。
金属部品や治具の製作もお気軽にお問い合わせください。
研究開発プロジェクトがアリスの活躍する現場
株式会社アリスがメインとするお仕事は研究開発プロジェクトの現場です。
新規商品の開発や用途開発、原理試作や先行開発、プロトタイプ製作など
初めて製作する部品や治具、試作モデルなどを製作しています。
金属部品やガラスなどをプラスチック樹脂に変えたり、現物からの
リバースエンジニアリングしてデジタルデータ化なども行っています。
もちろん量産部品も製作しています。
部品は数個から数万個ぐらいの範囲です。
プラスチック樹脂であれば、金型を製作して射出成形で製造します。
素材はジュラコン(POM)やMCナイロン、PPやPET、アルミやステンレス、PTFEやPCなど、金属やプラスチック樹脂、ゴムなど様々です。
治具もABSやMCナイロン、ジュラコン(POM)やベークなど幅広く
機械加工で製作しています。
研究開発からの開発ものづくりはお気軽にお声かけ下さい。
ズーマーのメットインパーツ
■ズーマー(ZOOMER)
2001年6月に発売されたホンダ製の原付。
パイプフレームを外装デザインとして仕上げられた機能的な構造。
シンプルなので、カスタムベース車両として人気となった。
素人でも簡単に分解組立ができるので、改造が大流行。
数多くの改造パーツが発売された。 2017年8月31日をもって生産終了。
そんなマニアが欲しがる原付バイクにスタッフが乗っています。
CADを覚えて3Dデータの図面化したり、製作指示から生産管理まで、
総経理も含めて幅広く活躍しているエンジニア思考の女性です。
今回は改造パーツを、お客様からプレゼントしていただきました。
CFRPでバイクのアフターパーツを製作するメーカー様の社長様からです。
(株)アリスの男性スタッフは大のバイク好き。
メットインパーツを取付してくれました。
これでメットインと進化しました。
真っ白なので焼付塗装します。
バイクマニアで、デザイナーを兼任されている粋なお客様。
お心遣いに感謝致します。
コネクタ、スイッチ、リレーなど電子部品をPPSで創る
コネクター、スイッチ、リレーなど電子部品の試作品をPPSで
製作しています。
切削加工や試作金型を使ってのインジェクション成形、射出
成形での試作対応となります。
3D/2Dデータに重要寸法管理図面をご出図いただき、
製作しています。
図面からでも対応可能です。
PPS(ガラス入)やPPS(ガラス無)の板材や丸棒から
切削加工します。
試作成形は、材料支給でも対応しています。
コネクタ、スイッチ、リレーなどの電子部品をPPSで試作や
部品製作、治具製作をする場合は、ぜひアリスにお声かけ下さい。
ゴムの硬度はデュロメータで
ゴムなどの軟質物の硬さを数値化して表すのがデュロメータ
(ゴム・プラスチック硬度計)です。
(株)アリスでは、ゴム部品の現物から製作したり、ゴム部品を
製作して硬度を検査する場合に使用しています。
参考となるゴム部品の硬度を計測して、その硬度でゴム部品を製作したい
場合は、お気軽にご連絡願います。
アクリル(PMMA)とポリカーボネート(PC)の透明度比較
株)アリスは透明切削を得意としております。
レンズやセンサーなどの高透明部品や可視化モデル、記念品や
コロナウイルス飛散防止パーテーションなど、様々なご発注を
いただいております。
透明レンズ試作サンプルでは、ポリカーボネート(PC)、
アクリル(PMMA)、どちらの素材でも構わない。
透明度が高い素材で製作して欲しいとの要望が多くございます。
ですが、(株)アリスの透明化処理では、目視ではポリカとアクリルが
わからないレベルで仕上がります。
測定していただくと面粗度は、ポリカーボネート(PC)が良いとのこと。
透過率は、素材ごとに、理想的なところだそうです。
お客さまから、透明切削加工品は高評価。
弊社の強みとしています。
3D形状の精密加工も得意としています。
透明切削加工品は、ぜひ(株)アリスにお声かけ下さい。
ポリカーボネートやアクリルなどの透明切削/透明化技術に強み
開発試作アリスは、ポリカーボネート(PC)やアクリルなどの透明切削
/透明化技術に強みがあります。
画像右側が、透明ポリカを切削加工して製作した切削加工サンプルです。
画像左側が、透明化処理を行った切削加工サンプルです。
アリスオリジナルのポリカ透明切削加工サンプルですが、可視化モデル
として内部に染色したギアをセットしています。
ずっとLEDでライティングしていましたので、かなり痛んでしまいましたが、
製作してから約3年間が経過した割には綺麗です。
コップの左側がポリカーボネートです。
右側はアクリルの透明となります。
透明の塩ビなども加工しています。
※但し厚みが40㎜までしか材料が存在しません。
透明試作モデルを切削加工で製作する場合は、ぜひ(株)アリス
の透明化技術をご活用下さいませ。
知識はシンプルに、実行はしつこく
開発ものづくりアリスでは、あたらしい知恵や技術はいろいろな
パターンでのテストをしつこく繰り返すことで細かくデータを
確認して実務に取り入れるようにしています。
適材適所。
その人の能力・性質によくあてはまる地位や任務を与えること。
同じように工作機械や加工技術、道具や設備、作業方法にも、それぞれの
適したところがあります。
ポリカーボネートならポリカーボネートの仕事の仕方があり、
アルミにはアルミの仕事の適した仕方があります。
カタチにも、数量にも、納期にも、適した仕事の仕方があります。
その適したところを見つけるために実行をしつこく繰り返して経験を
データ化して見極めていくことが重要なことだと思います。
知識は重要ですが、シンプルに考えて、実行しながら知識を確かめていく。
実行していくなかで適した答えを見つけていく。
難し過ぎる理論は、不要なんだと思います。
これからも開発試作のアリスでは、動きながら考えていきたいと思います
ポリカーボネート→ポリメチルペンテンにチェンジ
開発ものづくりアリスは、ポリカーボネートやアクリルだけでなく、
耐熱性と耐薬品性に優れた透明新素材のTPX(PMP)の透明
切削を得意としています。
ポリカーボネート(PC)の弱点は耐薬品性です。
溶剤に弱く、すぐにクラックや白濁などが起こります。
アクリルも耐薬品性は弱く、クラックが入ってしまいます。
今、耐薬品性に優れた新素材があります。
ポリメチルペンテン。
TPXやPMPと呼ばれています。
医療部品などに使われる、ポリメチルペンテン(TPX)
(PMP)の切削加工はお気軽にお声かけ下さい。
TPX(PMP)の板からシャーレっぽい形のサンプルを
切削加工で製作している動画です。
素材は耐熱性の高い透明樹脂ポリメチルペンテン。
耐薬品性や耐スチーム性が高く滅菌処理も問題なし。
電気特性も優れており軽い。
食品用途に向けた各規格をクリア。
ぜひ、動画をご覧下さい。