ジュラトロン(PAI)ポリアミドイミドの切削部品加工
ポリアミドイミド(PAI)樹脂を押出/圧縮成形した素材の
品名がジュラトロンとなります。
左が、品番:T4203で、右が、品番:U1000となります。
連続使用温度は250℃なので、この温度までは強度と
剛性を保つという事です。
用途は、耐摩擦摩耗性に優れているので、過酷な環境下で
使用されるベアリングや摺動部品など。
ジュラトロン(PAI)ポリアミドイミドの機械加工で切削部品
を製作する場合はぜひ(株)アリスにお声かけ下さい。
※新素材としてご検討の場合は画像のサンプルを提供致します。
エアーチャックを活かしての切削加工技術
アルミ金属やプラスチック樹脂の部品を旋盤やCNCマシンニング
センタで機械加工するためには、材料を固定する治具が重要
となります。
特に多面加工が必要なワークを製作する時には、どれだけ加工治具が
サクッとつかめるかが納期短縮やコストダウンを実現するポイント。
そんな場合にはエアーチャックを活用します。
複雑な形状の部品加工でもチャックに時間が掛からないため、価格も
お安くできます。
数十個~数百個を機械加工で製作する場合はぜひアリスにお声かけ下さい。
ジュラコン/POM/ポリアセタール(黒)切削加工
(株)アリスでよく機械加工して部品や治具、試作サンプルを
製作しているのが樹脂がPOMです。
ポリアセタールやジュラコンとも呼ばれています。
ナチュラル色という基本的な色は白色です。
それと用途に応じて黒色の2色がスタンダード色となります。
ポリアセタール/ジュラコン(POM)には、青色、赤色、黄色、灰色
などもありますが、板や丸棒の在庫確認が必要です。
一般的なエンジニアリングプラスチックです。
工業製品で幅広く使用されています。
主な使用用途として、摺動部品、摺動部品をセットする筐体部、ギア、
ベアリング、FAなどの生産ラインで使用される治具、機構部品など。
POM(黒)も(白)も在庫が豊富です。
治具や部品、試作品を安価でスピーディーに製作して納品致します。
メールやFAX、お電話でお気軽にお問い合わせ下さい。
小さくて磨けないポリカーボネート(PC)機械加工部品の透明度
小さくて磨けない導光板やレンズ。
透明度が欲しいが「どう仕上がるか?」のご質問がよくございます。
この導光板は、ポリカーボネート(PC)で製作した仕上がりサンプルです。
5個の四角い入光部は奇麗に磨けます。
表側になる下側の導光面も磨けます。
R形状は平面と違って切削加工のカッター跡が残りにくいため
美しく仕上ります。
※形状によるところも大きく、お問い合わせ願います。
大学や大学院向けの実験装置を設計製作
開発ものづくりアリスでは、大学や大学院向けの実験装置や実験
部品などを製作しています。
実験装置は設計要件をお聞きして打ち合わせをしながら進めていきます。
御支給品を使う場合もあります。
弊社で有り物を購入したり、オリジナル部品は製作して装置を製作します。
大学や大学院、民間も含めた研究施設などで使用する装置の製作は
ぜひ(株)アリスにお声かけ下さい。
仏像ケース(アクリル)ライティング有を設計製作
高さ1メートル強の仏像ケースを設計製作しました。
アクリル(透明)を基本に、蓋をアクリル(黒)、蓋の内側を
アクリル(白)で外観をシンプルかつ美しく致しました。
仏像をライティングして浮かび上がらせるためのLEDライティング
機能を蓋の内部にセットしました。
レーザーにて部品のカットや、LED照明の放熱でたくさんの穴を
蓋サイドに加工しました。
完成した仏像ケースの撮影を忘れました。
またの機会に許可をいただき、透明ケースを画像で紹介致します。
高密度ポリエチレン(HDPE)旋盤加工品
HDPE(高密度ポリエチレン)の機械加工部品です。
旋盤をメインに使って切削加工しています。
高密度ポリエチレン(HDPE)の部品は、旋盤やマシニングセンタで
よく機械加工しています。
数量は1個もあれば、数百個もあります。
HDPEのタイバーという素材指定が多いです。
高密度ポリエチレン(HDPE)の旋盤やマシニングセンタ加工部品は
お気軽にお声かけ下さい。
PTFE(フッ素樹脂)やMCナイロンなども含めて部品や治具を
製作します。
スピーディーな製品開発を実現するためにプラスチック樹脂やゴム部品を素早く創る
開発ものづくりに特化しています。
開発ものづくりは、研究開発や、原理試作、先行開発、試作、量産試作、
量産までの幅広いプロセスの事だと定義しています。
日々、様々な開発ものづくりが行われていて、新しい製品が生み出されて
います。
開発プロセスや量産立ち上げプロセスともに、プラスチック樹脂やゴムの
ニーズは高く、これらの部品を素早く設計製作する能力が、スピーディーな
製品開発を実現するためには必要不可欠です。
スーパーエンプラやゴム、シリコンといった機能の優れた素材を加工
する時には、専門知識や加工技術を有する企業と連携する事が開発を楽に、
早く進めるコツだと思います。
今までは、PEI・PAI・PPS・PC・PPE・PBT・PA・PEEKなどの
エンジニアリングプラスチックを加工できる会社に試作から部品加工を
依頼する。
ゴムやシリコンは、それぞれの素材加工している会社に試作から
部品の加工を依頼する。
そういった個別に得意とする企業に発注されていた企業様たち。
それを、(株)アリスで一元管理しませんか?
(株)アリスは開発ものづくり全般に取り組んで来た実績が豊富です。
開発プロセスや量産プロセス、それぞれ独自のノウハウを有しています。
また多種多様な素材や加工技術を内製や外注先と連携して試作品から
量産品まで製作する事が可能です。
製造ラインで使う治具などもカスタマイズ品の製作が可能です。
開発に集中していただくために、ものづくりはお任せ下さい。
貴社の高付加価値の新製品開発に貢献できれば幸いです。
新素材:ポリメチルペンテン(TPX)の加工技術
開発ものづくりアリスは、新素材の加工にいち早く取り組んでいます。
タキロンポリマー様が、PMP(ポリメチルペンテンプレート)に
厚み10㎜の試作板を製作したとの事。
ニーズがあったので、さっそ早速販売致しました。
厚み30㎜はかなり黄色いのですが、試作品の厚み10㎜はかなり透明です。
加工品の透明度は、ポリカーボネートレベル並とはいきませんが、
それなりの透明にできるようになりました。
ポリメチルペンテンの特徴です。
【耐熱性(融点)】
240℃と高く、ポリプロピレン(PP)よりも高温下での
使用が可能です。
【耐スチーム性】
沸騰水中でも加水分解しないため、スチーム滅菌用途で使用できます。
【優れた耐薬品性】
一部の有機溶剤を除き、酸、アルカリに高い耐性を示します。
【優れた電気特性】
PTFE並みの低誘電特性を有しています。
【食品用途向け規格適合】
食品衛生法・FDA規制・PIM規格に適合した材料で構成されている。
理化学実験器具や食品容器、医療機器部材などに使われています。
少しずつポリメチルペンテンの試作品の加工や、小ロット部品の製作が
増えています。
培養施設では、PMPの厚み10㎜板がパーテーションに採用されました。
今までのポリカーボネート(PC)では溶剤でやられて1年もたないとの事。
過酷な状況での透明素材を使用したい場合などは、お気軽にご相談下さい。
もっともポピュラーなアルミ(A5052)機械切削加工
アルミを機械切削加工して部品や治具、試作サンプルを製作しています。
素材もっとも多いのがポピュラーなA5052です。
機械切削加工では、1個から1,000個ぐらいまでの製作実績があります。
数物は同時に複数個を機械切削加工します。
できる限り同時に加工する事で安価でスピーディーに製作します。
もちろん1個からでも対応しています。
アルミを機械切削加工する場合はぜひお声かけ下さい。