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ポリカーボネートの透明化処理

2021年8月20日 金曜日

ポリカーボネート(PC)透明材は、強度にすぐれており、
耐衝撃性は一般的なガラスの200倍以上とも言われています。
ハンマーでたたいても粉々にならず、ガラスの代替え材のひとつとして重宝されます。

 

 

アクリルに比べると透明度は劣りますが、決して悪いわけではなく
カメラレンズにも使用されるほど透明度があります。

 

 

※他の材料と耐衝撃性を比較すると、
 ABSの5倍、PVCの10倍、アクリルの50倍と、とても優秀であることがわかります。

 

透明のポリカ板は元々とても美しいですが
切削加工を施すと、スリガラスのような白っぽい見た目になってしまいます。

 

 

弊社では、切削加工をしたあと【透明化処理】を施します。

 

磨きと特殊な溶剤による透明化処理で
透明感のあるツルッと美しい外観に仕上げることが出来ます。

 

磨きの加工は手作業となるため、それなりに高価です。
もし透明な外観だけが必要で表面に刃物の跡が残ったままでもOKな場合には
磨きなしで透明化処理を施すことも可能です。

 

十分に向こう側が見える透明度はあります。

 

ご予算・用途から、お選びいただけますので
お見積りのご依頼をいただく際にはお声掛けいただけると幸いです。

MC901加工事例

2021年8月19日 木曜日

美しい青色が特徴的なMCナイロン。
弊社でも加工依頼が多い材質のひとつです。

 

 

材質上併せて検討いただくことの多い【POM(ジュラコン)】に比べて
板材の厚いものの規格があるため
120tや140tといった大きなブロックからの製作依頼も多いです。

 

 

MCナイロンは機械的強度が強いため、
受け治具やガイド、ワッシャーなどにもお勧めです。

 

※耐候グレードや、導電グレードなど種類も豊富です。
 御使用環境に合わせてご案内いたします。

 

 

1個、小ロットから量産まで幅広く対応可能ですので
お気軽にお声掛けください。

ポリメチルペンテン切削

2021年8月18日 水曜日

PMP(ポリメチルペンテン)の切削ご注文が増えてます。
※三井化学さまの登録商標ではTPXと呼ばれます。

 

耐薬性と耐熱性に優れる透明材として大変注目されています。

 

 

医療用機器や理化学機器で広く使用され
注射器、ビーカー、シャーレなどガラス素材からの転化が進んでいます。

 

耐熱性が高いため、繰り返しオートクレーブ処理が可能です。
また、撥水性もあるため洗浄作業の省力化にも効果的です。

 

 

今回は厚み20mmで薬品実験に用いられる装置を製作いたしました。

 

 

裏面から薬品の状態が確認ができるよう
透明化処理を施します。
(切削面は白くなるため)

 

これまでポリカーボネート製の装置を使用されていたそうですが、
劣化が早く、PMPへの材料変更は大変喜んでいただけました。

お客様の声(ネコちゃんグッズ編)

2021年8月17日 火曜日

今日お客様からリピートのご注文がありました。

 

ネコちゃんの商品を開発されたお客様です。

 

 

弊社では商品の樹脂パーツの製作をさせていただいています。
定期的にご注文をいただいておりましたが、
今回はつい最近納品したばかり。

 

 

「テレビに紹介され、注文が殺到しています」とのこと。

 

放送されたテレビの内容も見せていただきました。

 

活気あふれる工場の様子と、
ねこちゃんが実際に商品で遊んでいる様子が映されており

私どもも大変嬉しい気持ちになりました。

 

 

ありがたいことに、
こういったお客様からのご報告をよくいただきます。

 

これからも、
「アリスさんのおかげです」

と言っていただける仕事を続けていきたいと思います。

 

流路プレート試作

2021年8月16日 月曜日

最近、流体実験の要である
【流路プレート】の試作をご注文いただくことが多いです。

 

 

液体の流れや気泡の発生を確認するため
樹脂ではアクリルでご依頼いただくことがほとんどです。

 

今回は「アクリルでは耐薬性が心配」とのことで
PMP(ポリメチルペンテン/TPX)をご提案させていただきました。

 

PMPは、透明でありながら耐薬性・耐熱性に大変優れており、
酸・アルカリに強く、沸騰水やスチーム滅菌用途での使用も可能です。
食品衛生法もクリアしている点も魅力です。

 

 

残念ながら、アクリルほどの透明度はありませんが
可視化モデルとしては使用可能です。
(厚みがあるとくすんだ透明になります)

 

納品後、実験でうまく使用できたとのことで
お客様から大変喜んでいただけました。

 

現在 また新しい形状での流路装置のお引き合いをいただいております。

 

 

株式会社アリスでは、
常時PMP材を在庫しておりますので
すぐに試験片をお送りすることが可能です。

 

※トルエン、トリクロロエチレンなど一部の溶剤には耐性が低いため
 実際に御使用される溶剤でお試しいただくことをお勧めします。

悪臭を放つ樹脂部品

2021年8月15日 日曜日

治具の消耗パーツで、紙ベーク部品のお引き合いをいただきました。
現在も使用されているものの写真を見せていただくと
どうも激しい劣化が見られました。

 

「かなり消耗していますね」
と声をかけさせていただくと

 

「まだ数カ月しか使っていない」
とのことでした。

 

 

これはおかしい!
と思い 詳しく使用状況を伺うと、

 

お客様のお使いになられているその加工機では
【160度程度の温度がかかることがある】
【使用中は悪臭が漂う】
とのこと。

 

明らかに、材料選定ミスです!!

 

紙ベークの耐熱温度は-50~130度程度
耐熱温度を超えて使用を続けると
材料が焦げ悪臭を放ちます。

 

すぐにお客様にお伝えし、
別素材でご提案をさせていただきました。

 

ご提案した材質は、PTFEです。

 

 

PTFEは耐熱温度-100~250度と大変高温に強く
お客様の求める強度や耐薬品性などの条件も十分でした。

 

材料費は少し高くなりますが、
長時間の使用に耐えることができ、
悪臭を無くすことができたので
大変喜んでいただきました。

 

今回の紙ベーク治具だけでなく、
耐熱温度を超えての使用は、劣化・破損による損害をもたらすほかに
発火などの危険もありますので、
材料選定はとても重要です。

 

ABSも耐熱温度を超えて使用すると悪臭が出ます。

悪臭漂う現場での作業は大変苦痛です。

体調を崩される方もいるのでご注意ください。

 

お使いになられている部品でも
「おかしいな」「もっといいのないかな」と気になる点がありましたら
是非お気軽にお声掛けください。

 

現物合わせ

2021年8月14日 土曜日

今日は、プリンターの土台を作りました。

 

お客様は段ボールで「こんな感じで作ってほしい!」と
持ってきてくださいました。

 

弊社にて、データ化、形状工夫、試作(現物合わせ)まで行い、
段ボールをお持ちいただいた翌日には試作品をお渡しすることが出来ました。

 

 

お客様の方でのテストも良好で
大変好評をいただきました。

 

今回は簡単な形状でしたが、
過去には災害対策グッズや、釣り具パーツ、オリジナルキャップなど
イメージ絵よりデータ作成し、相手物に嵌合できるよう調整、製作を行いました。

 

「ゆるめの嵌合で」
「キツめの嵌合で」
「今あるキャップより硬めの嵌合で」など

 

感覚的なところもカバーできるよう努めております。

 

お客様の「困った」に寄り添えるエンジニアがここにいます!

ポリカパイプの透明化処理

2021年8月13日 金曜日

透明樹脂パイプ試作のご注文がありました。

 

 

ポリカーボネートパイプから旋盤加工で外径をひき
仕上げに片側先端のみ透明化処理を施すという内容です。

 

 

市販のポリカパイプは、加工時にクラックが入ったり
内径・外径の寸法がでていなかったり
リスクのある加工となりますが
今回はとてもきれいに仕上げることができました。

 

 

お客様にも大変喜んでいただけました。

 

医療機器パーツの試作モデルとのことで
透明化がポイントだったそうです。

 

 

溶剤に強い材質や、透明度が高い材質等

使用環境に合わせた材質のご提案も致しますので

お気軽にお問合せください。

ニューライト切削

2021年8月12日 木曜日

今日はニューライトの切削加工です。

 

 

ニューライトは作新工業株式会社さまの登録商標で、
【UHMW-PE】(超高分子量ポリエチレン)の同等品となります。

 

比重が低く軽量かつ耐摩耗性、衝撃吸収性、滑り特性がとても優秀な材質です。
似た特性を持つPTFEより比較的安価であることから
食品機器の部品によく使用されます。

 

ナチュラル色は、乳白色(少し透明がかっています)で
表面の手触りは滑らかです。

上の写真のような長く薄板形状ですと、簡単に曲がるほど柔らかい素材です。

 

過去にご注文をいただいたものには
ガイドレールや、コンベアローラー、スクリューなどがあります。

 

 

注意点としては、
寸法安定性があまり良くないため
精密加工には向きません。

 

また、加工上バリが除去しづらいため
弊社ではブラスト仕上げなどをおこない、外観にも注意を払っています。

 

 

食品衛生法をクリアするPTFE

2021年8月11日 水曜日

今日は、最近注文が多いPTFEの切削加工です。

 

 

PTFE=テフロン
フッ素樹脂、四フッ化エチレン と呼ぶ方もいらっしゃいますね。

 

私たちの身の回りにも
食品の抜き型や、フライパンのコーティング、ヘラなど
薬品に侵されない性質、耐熱性(260度)、非粘着性を生かした製品がたくさんあります。

 

食品衛生法をクリアしている点も、重宝される理由です。

 

 

過去に、揚げ油の中に投入するパーツの製作をしたこともあります。
揚げ物をする際の 油の温度は約180度程度であることから
耐熱性を見事にクリアしています。

 

※余談ですが、
 揚げ油を強火で空焚きすると400度近くまで上昇することはあります。
 400度ではテフロンは溶けてしまいますが
 その前に発火の恐れもあり大変危険ですので 空焚きにはご注意ください!

 

 

食品製造ラインや、医療機器の部品としても
よくご注文を頂きます。

 

新しく材料を選定される場合や、材料の置き換えの際、

 

「この薬品は耐性があるのか?」
「硬度は?」
「衝撃に強い?」など

 

心配な要素があれば
お見積り時点でお声掛けください。
すぐにお答え致します。