新意志の上にも3年半
開発試作アリスは開発試作のモノづくりに特化しています。
開発業界に初めて携わった頃は毎日が必死でした。
デザインモデルと呼ばれる意匠を検討するための試作がメイン。
モノづくりは経験をたくさん積んでいましたが、業界の専門用語が
バンバン出てくる。
それに納期が短く素人が考えてる余裕がない。
注文後はとりあえず製作しながら、詳細を考えると
いった無茶苦茶な進め方でした。
そんな低レベルで素人の私に、お客様はとても暖かく丁寧に、
時には厳しく教えてくれました。
それから3年半が過ぎ去ったときに振り回されず、
開発モノづくりをコントロールできるようになっていました。
確かにクリエイティブは難しい。
でもやりがいがある。
その時の気持ちが今も開発モノづくりに携わっている動機。
石=意志の上にも3年。
いや私の場合は3年半。
開発試作業で15年間ぐらいたった今でも最初の3年半の経験が
基礎となり、大切な財産として活きています。
開発試作はアリスにお任せ下さい。
ABS(透明)切削加工品の透明度アップ
開発試作アリスでは常に技術向上のために
挑戦をしています。
画像はABS(透明)です。
材料商社からサンプルでいただきました。
半分を切削加工して磨き処理。
①アクリル→②ポリカーボネート→③ABSの
順番で透明度が高く綺麗になります。
それは素材の問題で粒子が細かい順に
透明度が高い。
表面だけ磨いても素材よりは綺麗にできません。
しっかり見ないと素材の違いが
わからないぐらいに仕上りました。
色合いが違ったり重さや硬さが
違いますが、置いて見てると差が小さい。
ABS(透明)は安価で切削加工や仕上が
やりやすい。
素材はこだわらず、ある程度の透明が必要だと
いう場合はABS(透明)で提案していきます。