塩ビの機械カバー製作
塩ビで機械カバーや窓、フィルター部材などを製作しています。
塩ビは溶剤や海水に強く、安価で、用途が幅広いプラスチック樹脂です。
オットセイショー用の道具も塩ビで製作しました。
とても長持ちしています。
塩ビの透明は、アクリルやポリカーボネートには劣りますが、それなりに
奇麗です。
切削加工や射出成形、曲げや溶接など、様々な加工方法で1個から
数百個ぐらいの部品を製作しています。
塩ビの加工や射出成形は、お気軽にお問い合わせください。
素材を超える可視化光線透過率を実現
(株)アリスは、科学的な開発ものづくりを進めています。
ポリカーボネート(透明)t10mmの板から切削したサンプルです。
レンズカット加工サンプルと呼んでいます。
そのサンプルで可視光線透過率を測定。
加工前の透明板=88.9%、加工後=91.1%という結果になりました。
素材に対して可視光線透過率が101.9%。
素材を超える可視光線透過率を実現できました。
これからも更なる透明度の追及をしていきます。
ポリカーボネートで製作するレンズカット加工、試作モデルは、
ぜひアリスの技術力にお任せ下さい。
ポリカーボネート(PC)の機械加工で考える透明度の高さ
一般的に透明度が高いというのは、可視光線(全光線)透過率が高く、
面粗度が細かいという事になります。
厚み3㎜の透明ポリカーボネート(PC)は、光透過率が90%です。
同じく厚み3㎜の透明アクリルで約93%です。
数値では3%もいますが、(株)アリスの機械加工品は、肉眼での
差がありません。
工作機械を使っての切削加工では表面を磨いたり、研磨したりして
面粗度を細かくする必要があります。
(株)アリスでは、透明アクリルよりも透明ポリカーボネートの方が
面粗度を細かくできるから透明感に差が無くなるのかもしれません。
動画をご覧下さい。
開発エンジニア様に役立つために
開発試作アリスは、あたらしい価値をクリエイトするメーカーエンジニア
開発者様に役立つ事を使命としています。
メーカー様の開発現場に役立つプロフェッショナル向けの会社です。
模型屋さんやモデル屋さんではありません。
スタッフ全員が開発エンジニアです。
工学的知識を備え、実際の現場で経験を積み、あたらしい研究開発の課題
解決にヒラメキを生み出す事ができます。
開発エンジニアであるスタッフたちを、開発ものづくりの現場で
日々鍛えています。
人に役立つ仕事でなければ、する意味はありません。
社会に役立つ会社でなければ、永続する必要はありません。
社会に必要とされる会社で有り続けたい。
「今」に必要とされるよう柔軟に進化していきながら、メーカー様の
あたらしい魅力ある製品開発に役立つ事で社会貢献して参ります。
ミライの社会貢献を開発ものづくり
高性能なセンサーやカメラが長年の匠の技をデジタル化できる時代に突入。
農業もロボット作業化が進んでいます。
完熟度を見分ける目で野菜や果物を選定。
葉っぱや枝を避けて優しくつかむ手。
傷つけないように収穫していきます。
お金をかけて製作するロボットは開発済み。
安価で使いやすいロボットの開発が、大学と企業のコラボで行われています。
少子化が進む日本だからこその進化発展なのかもしれません。
ブレ―ドランナーやAI、アイ・ロボットといった大好きなSF映画の世界。
そんなロボットと生活する時代を経験できるかな?
塩ビで様々な部品を製作
開発ものづくりもアリスでは、塩ビ部品の開発段階から部品製作
まで対応しています。
塩ビは、分岐菅やメーター類、医療用部品、自動車や家電部品、文房具
など幅広く使われているポピュラーなプラスチック樹脂です。
塩ビは、主に難燃性、耐久性、耐油性、耐薬品性に優れるなど、
たくさんの特徴があり、加工性も良いので、(株)アリスでは
取扱いが多い素材です。
機械加工や曲げ、溶接、接着など様々な加工方法で部品を試作から
製作致します。
塩ビの加工はお気軽にお声かけ下さい。
リバースエンジニアリングで製作した透明ナイト
これが現物のナイトです。
3Dスキャンはレーザーポイント。
レーザーで点を取りながら、点群で外観を表現するデータができます。
測定可能サイズ=Φ300×H200
測定誤差=±10μ
3Dスキャンしたデータは点群データとして出力されます。
点群データをCADで使えるようにするには、ポリゴン(メッシュ)化
する必要があります。
その変換を弊社では、デザインXという専門ソフトを使って、自動敵に
ポリゴン(メッシュ)化して、CADで使えるようします。
そのポリゴンデータをCADで調整してカタチをつくり、CAMで
加工用データを作成。
そのNCデータをCNCマシニングセンタに送信してコントロール。
機械加工をして透明ナイトをアクリルで製作しました。
今回のリバースエンジニアリングで使用した弊社設備です。
■3Dスキャナ型 三次元測定機(VL0300)
■リバース専用ソフト(Geomagic_Design_X)
■3D_CAD(NX)
■3D_CADCAM(Mastercam)
■高速、高精度、高効率小型切削加工機(FANUC ROBODRILL)
ご注文が多い代表的な樹脂:PTFE(4フッ化エチレン)
PTFE(4フッ化エチレン)を機械加工して部品をよく製作
しています。
この樹脂は、耐熱性や耐薬品性に優れているのが特徴です。
耐熱性は、約200~260度まで使用する事ができます。
PTFE(4フッ化エチレン)は溶かした時の粘度が高く射出成形
ができません。
ですから、旋盤やマシニングセンタでの機械加工で部品は
製作されています。
濁ったポリカーボネート(PC)機械加工品を透明化処理
開発ものづくりアリスでは、ポリカーボネート(PC)を機械加工
して可視化モデルや透明部品、レンズ部品や開発試作モデルを製作しています。
ライティングなどの機能テストなどに使用される試作品を機械加工
で製作します。
ポリカーボネート(PC)は切削加工すると白くなりますが、
(株)アリスではアクリルと同レベルに透明化できます。
ポリカレンズの試作品や透明部品の製作はぜひお気軽にお声かけ下さい。
透明切削+透明化処理技術はアリスの原点となる技術
開発ものづくりアリスは、ポリカーボネート(PC)の透明切削+透明化
処理技術に強みがあります。
産学連携コラボやイベント用に製作した切削加工サンプルたち。
事務所に展示できるスペースを増やしました。
ポリカやアクリルをメインにしたパステルカラーのスペースです。
透明素材の切削加工+透明化処理はアリスの原点となる技術。
常に試行錯誤しながら磨きこんでいます。
ポリカーボネート・アクリル・ポリメチルペンテンなど透明素材は
すべて取り扱っています。
塩ビやPETなどの曲げやカットなどの加工も承ります。
ガラスなども含めた透明品の製作は、お気軽にお声かけ下さい。