想いを共有化していくこと
魅力的な会社は、スタッフが会社をより良くしていこうという
想いを共有化しているところではないかと思います。
人の集まりが、会社です。
確かに会社は、利益を追求していくビジネスの場です。
利害が絡むことにもなりますから、いろいろなことが起こります。
ですが、どういうことをして稼ぐのか!?が大切です。
やはり、お客さまに喜ばれ、評価されて、社会貢献して稼ぎたい。
その理想の実現には、全スタッフの想いが大切です。
ベクトルを合わせて、働きやすい会社を創る。
それには、みんなの協力が必要です。それぞれが主役であり、
それぞれが名脇役であること。
アリスでは、みんなで切磋琢磨して、あたらしい商品開発でのものづくりを、
洗練化させていきたいと思います。
心配事に支配されないように
心配事がない人はいるのでしょうか?
私はいつも心配事に囲まれています。(笑)
今年の初めに、心配事に支配されないようにしようと決めました。
どうせ、いくら心配しても解決しないんですから。
それなら、解決策を見つけて迅速に動くこと。
解決するまで手を打ちながら、粘り強く、あせらず、改善していくこと。
解決するまで、気長に待つこと。
そう意識して過ごしてきましたが、心配事に支配されることは
なくなってきました。
変われるものです。
心配事にとらわれずに、今大切な考えて動くべき仕事に熱中して
きましたので、かなり有効に時間が使えて、半年間で大きく前進できました。
アリスは、先行開発で必要となるものを創る会社です。
その仕事に集中して、会社のより良い進化を積極的に進めていきたいと思います。
アルミで創る試作金型(簡易金型)のメリット
プラスチック樹脂で創る試作品。数量が多い場合は機械加工よりも、
インジェクション射出成形で創る方がスピーディーかつ安価になります。
加えて量産で使う材料で創れること。また量産と同じ方法で製作するため、
量産プロセスでの検証ができること。
それが試作金型(簡易金型)が優位性なところです。
試作金型をアルミで製作するのは、加工性が優れるからです。
金型を安価に早く完成させることができます。
設計変更時の改造も素早く安価に対応できます。
モールドベースを共有してカセットタイプにしています。
もちろん試作金型(簡易金型)といっても金型構造的には量産金型と変わりません。
ゲートや押し出しピンの位置や数を試したり、成形条件を見つけておくこともできます。
数量が多い試作モデルの製作は、試作金型(簡易金型でのインジェクション
射出成形がお奨めです。
温故知新で進化する
破壊と創造という真意は、創って完成した考え方や方法論をゼロベースで見直すこと。
それが破壊であって、すべてを壊してしまわないと創造できないということではないと思います。
温故知新ということわざがある通り、例えば、昔の職人の匠の技をよく調べて、
研究を繰り返していると、そこから新しい知識や見解を得られます。
歴史や過去は、学びの宝庫です。
今まで培ってきたものづくりの技術は、今に活かすべき、重要なデータ。
栄光だけでなく、挫折から学ぶべきことがたくさんあります。
過去に執着せず、データとして活用してこそ、あたらしい気づきや発見がございます。
昔ながらの職人の技術から、アリスのあたらしい技術を創造したいと思います。
いろいろなことから学ぶことで、最先端を創る開発ものづくりでの試作モデルの製作に
活かしていきたいと思います。
非論理的な方法も取り入れる
ものづくりの技術は、論理的な方法論の積み重ねであり、物理や化学、
数学のような気がします。
CAD/CAMや加工機械はコンピューターでの数値制御。
それだけの仕事なら割り切れます。
ですが、割り切って答えを出してしまった瞬間に、進化は
ストップしてしまいます。
そこの人の力、職人の割り切れない感覚の技術が加われば、コンピューターや
機械だけでは実現できないものづくりができます。
また、そのように非論理的な方法も取り入れることで、個性や独創性が
生まれるんだと思います。
アリスは、アリスです。
ブラックボックスがある読めない開発試作の仕事でも、アリスらしく、
徹底した論理的な方法に非論理的をプラスして、開発試作でのものづくりで
挑戦を続けて、独自の世界を築いていきたいと思います。