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ブラックボックスに立ち向かう

2015年5月5日 火曜日

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開発試作には、ブラックボックスと呼ばれるミステリアスな部分がございます。

その使われ方は、よくわからないところ。

実際に製作して、その機能を検証してみないと効果がわからないところ的な

ニュアンスだと解釈しています。

※辞典での意味合いとは少し違う使われ方のように感じます。

そのあたらしい価値を創る新製品開発でのブラックボックスを、解明するために

試作品が創られる訳ですから、試作品の製作は、謎を解き明かす名探偵みたいな

役どころなのかもしれません。(笑)

アリスは、シャーロック・ホームズのような頭脳明晰で行動力のある、開発試作の

名探偵を目指したいと思います。

現代のものづくり

ギアボックス(正面)

 

これが、アリスのオリジナルサンプルである「ギアボックス」のCADで創った3Dデータです。

まだまだ紙図も残っていますが、現在は、CADで3Dデータを作成してから、そのデータを

2Dデータや紙図にすることが一般的になってきました。

3Dデータから創ることで、設計ミスや製作ミスが大幅に減りました。

 

 

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そのCADデータから、製作用のCAMデータをプログラミングしてCACマシニングセンタで

切削加工して創った部品です。

これでバーチャルからリアルになった訳です。

アリスの仕事は開発プロセスでのものづくり。

CADデータやCAMデータの作成技術が問われる仕事です。

ガウディが目指したように・・・

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スペインにあるサグラダ・ファイミリア大聖堂。

建築家アントニオ・ガウディ―の作。

自然の美しさをお手本として、設計図はほとんど書かずに、

精巧な模型を基に建築したそうです。

彼の死後も建築が続いていて2030年に完成予定。

80年前も本番前に試作していたんですね。

アリスでもプロダクトデザイン系の試作品だけでなく、誠意や自然の温かさを

感じさせるものづくりをしていきたいと思います。

伝わる書き方を研究する

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今は、WEBサイトでの新着を書いたり、パネルの原稿を書いたりするので書く力や

表現力が欲しくて仕方がありまん。

伝えたいことをストレートに伝えようと書くんですが、表現力がなくて困っています。

話したり、書いたりすることは、言葉をあやつる力。

ぜひとも進化させたい能力です。

それが、ものづくりでも大きな要素であり、ご要望の試作モデルを製作するには

必須能力となります。

言葉をあやつる力をレベルアップして、開発プロセスでのものづくり力、試作品の製作能力を

ブラッシュアップしていきたいと思います。

話す力を身につけること

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私は営業が長いのですが、話す力の能力不足を感じることが多々。

ですから、会社のことも、自分のこともプレゼンテーションするのが、とても苦手です。(笑)

それでも営業で実績を出せてきたことが、とても不思議です。

自己分析すると、ストレートであり、、下手だというコンプレックスから一生懸命話します。

ただし、伝え下手だという意識から説明が長くなるように感じます。

テクニックはありませんが、報告の原理原則である結論からまず話すことは、意識しています。

もっとレベルアップして、ファジーな部分やブラックボックスの多い先行試作でのものづくりで

まとめるヒアリング能力と伝わる話し方を、継続して学んでいきたいと思います。

克服すべきクセ

2015年5月4日 月曜日

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人には弱点になりやすいクセがあるんだと思います。

私の場合は、他人の批評や意見を気にしやすいところ。(笑)

確かに他人の意見は冷静で的確ですから、傾聴すべき部分も多くあります。

ひとつの批評であり、意見であるけれど他人事でもあります。

自分を信じて重要なアドバイス以外は気にしてはいけないんだと思います。

とは、頭では理解はしていても影響を受けやすい自分がいます。

ついつい他人に影響を受けて、自分の意思ではないことをして後悔する結果に

なっちゃいます。

その自分のクセを克服しなくてはなりません。

もっとも大切なことは、アリスが開発プロセスのものづくりで魅力を

増して行くことであり、お客さまに役立って成長していくこと。

真の目的を見失うことなく、今を判断していきたいと思います。

アリスの果たすべき役割

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会社にはそれぞれ役割があり、果たすべき役割があるんだと思います。

その使命を忘れてしまったときには、ただのお金儲けだけのビジネス。

それでは、とても虚しい仕事になってしまいます。

アリスの果たすべき役割は、メーカーさまが価値の高い新製品を生み出すためときに

必要となる試作品などのものづくりで役立つことです。

今は国境感が薄れ、地球レベルで商品を売る時代。

魅力ある商品開発を続けていかないと競争に勝てない厳しいとき。

アリスは今後もメーカーさまの将来を担う売れ筋商品の開発に携わって

いくことで役目を果たしていきます。

プロダクトデザインや各種設計の仕事

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アリスでは、プロダクトデザイン、筐体設計、機構設計、電気回路設計、基板設計

治具設計など、デザインから設計までの範囲で対応しています。

そこで決まったカタチを3Dデータ化して量産プロセスで必要となる重要寸法や材質、

仕上レベルなどを表記した2D部品データや組図データなどを作成します。

そのデータや図面はものづくりの共通言語ですから、量産を国内外問わずにスムーズに

実現できることになります。

開発プロセスでのものづくりにはプロダクトデザインや各種設計業務も大切な仕事です。

開発試作品の製作は、プロダクトデザインや設計条件を確かめるためのものづくり。

そこから量産プロセスをリアリティーにしていくための量産試作モデルも重要なアイテムと

なります。

あたらしい価値を創る開発プロセスでのものづくりはお気軽にお声かけ下さい。

開発試作でのものづくりに特化

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アリスは、あたらしい価値を創る開発試作に特化したプロフェッショナルです。

開発試作モデルのプロダクトデザインから製作を得意としています。

また、必要となる治具の設計から製作まで対応していることも強みです。

生産ラインの省力化機器で使う金型や治具などから、小ロットの部品製作まで、

加工技術を活かして、ものづくりを行っています。

クリエイティブ試作から部品製作まで、アリスにお気軽にお声かけ下さい。

アンダーカット試作品の製作ノウハウ

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プラスチック樹脂のインジェクション射出成形で言うアンダー。

機械加工ではアンダーカットという表現になります。

金型ではスライド機能で対応しますが、3軸のCNCマシニングセンタ切削加工では

違ったノウハウが必要となります。

ABSやポリカーボネートなどで接着可能な部品なら、分割貼り合わせという方法で製作します。

アリスの仕事では、接着できないPBTやPPS、POM、ナイロンなどのアンダーカットがある

部品の製作が多いので、サイズや大きさに応じたノウハウを確立しています。

できる限り簡素化してスピーディーにコストをかけずに製作するコツ。

それが、切削加工を得意とするアリスの強みとなっています。