真空注型の透明品
真空注型品のサンプルをバイクのウィンカーを使って製作しました。
とてもきれいに転写されました。
このレベルで注型のマスターを作れますので、この画像の開発品は対応できます。
実際での試作対応も多々実績がございます。
数社のお客様にはサンプル写真としての使用を許可いただきましたが、
なかなか聞きにくく、一定の写真しかアップできません。(笑)
また予備も作らないため、注型マスターや勘合確認で一部を破損してしまった、
傷が入ってしまったとかしか残っておりません。
基本的にはオリジナルでデータ作成して製作した画像となります。
この画像は、頼んで所有している大型バイクのウィンカーを外してもらって注型したものです。
もっと難しい加工をしているのですが、開発品のため、お見せできません。
これまでの画像も、オリジナルを中心。
お客様の製品化された部品の一部もありますが、1年間以上経過したもので
お客様にご承認いただいているものです。
試作で初めていただいた仕事。
私が試作で初めてご注文いただいた仕事はポリカーボネート(透明)厚み1mmの
名刺サイズ板です。デザイナー様からのご発注でした。
それからテレビやスピーカーのデザインモックを製作させていただき・・・
家電業界がスタートでした。 そこからカーナビやバックモニターなどの車載関連の試作品や
洗濯機やレンジなどいわゆるシロモノ家電のモックからワーキングモデルの試作。
複写機や両替機など紙送りの機能試作モデルやレンズ効果を確かめてるアミューズメント関連の表ユニットなど
機構設計様からの仕事も多くなってきて・・・ 航空機関連の機内モニターや電子デバイス。
化粧品ケースやヘルスケアなどさまざまな試作に関するモノづくりを経験してきました。
新しい価値を生み出す新商品の開発に携わっている試作業界の仕事は素晴らしいと思います。
継承すべき技術を継承していく
手加工や磨き、研磨や表面処理など匠の技術を持つ職人さんが減ってきています。
機械加工は優れたCAD/CAMソフトであるレベルまではオートマチック的な感覚で作業できます。
真の職人レベルのプログラマーも数が少なくなって来ていますが、感覚を使っての
仕事が できる職人さんが減少傾向にあります。
今はものづくりを復活させようとする動きが大きくなってきています。
職人さんの継承すべきノウハウや技術を守ろうとする活動も増えてきています。
とても喜ばしいことです。
未来のものを創る試作業界も職人さんが減少傾向にありますが、継承すべき技術は 受け継いで
いかないといけません。
職人技術の継承の場を作ることもアリスのミッションのひとつです。
匠の技の維持やネットワークによる職人さんが活躍する場を増やすこと。
アリスが積極的にコミットしていることです。
その答えを一つ一つ出していきながら、アリスの開発ものづくりである試作モデル製作の
世界を広げていきたいと思います。