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低密度で軽いポリメチルペンテン (TPX)です。

2021年6月8日 火曜日

耐熱性&耐薬品性に優れた透明素材。

TPX(ポリメチルペンテン)を機械加工して部品や治具、流路などを

製作しています。

主な用途は、電気・電子部品、 食品包材、食器、化粧品容器、

産業材各種、実験器具などです。

ポリメチルペンテンの熱可塑性樹脂の中で最も密度が低く、

他透明樹脂と比べ、大幅な軽量化が可能となります。

この特性を活かして、ルアーやレジャー用品、最先端の

電気・電子部品、食器容器、化粧品容器、実験器具など

に使われています。

光線透過率も高く、融点が220°C~240°Cと耐熱性にも優れ、

剥離性、ガス透過性、耐薬品性と実に多くの特長を持っています。

それに吸水性が少なく、スチーム性が高いので、繰り返し行う

滅菌処理に使えます。

TPX(PMP)の板からシャーレっぽい形のサンプルを

切削加工で製作している動画です。

素材は耐熱性の高い透明樹脂ポリメチルペンテン。

耐薬品性や耐スチーム性が高く滅菌処理も問題なし。

電気特性も優れており軽い。

食品用途に向けた各規格をクリア。

ぜひ、動画をご覧下さい。

アクリル型の設計/加工技術&シリコン注型の技術力

小ロット多品種のシリコン部品。

金型を製作するとコストが合わない。

そんな場合に、アクリル型での注型が有効となります。

数個から数十個単位は、シリコン注型にメリットがあります。

毎月製造が続く場合や数百個以上は金型で成形する方法が

メリットがあります。

開発試作や数十個レベルの継続がわからないシリコン部品は

ぜひアリスにお声かけ下さい。

アクリル板は割れやすい?

未だ収束の見えない新型コロナウイルスの蔓延。
コロナは私たちの日常を大きく変えてしまいましたね。

もはや外出先で必ず見かける存在となったアクリルパーテーション。
コロナ対策として設置されてから、2年程度かと思いますが
随分ボロボロのものが目立ちます。

 

端面からパリパリと小さなヒビが無数に入っているもの
アクリルスタンドとの接点が割れていてグラグラしているもの
表面に白い擦り傷がたくさんついているもの…

 

きっと設置されたオーナー様は
大切に扱われ、毎日丁寧にアルコール消毒などを徹底されていると思われますが
どうしてこんなに割れやキズが多いのでしょうか。

 

そろそろ買い替えを検討される方も多いと思いますので、
参考にしていただきたいことがあります。

 

実は、樹脂の特性を理解すれば、長持ちさせることが可能です。

アクリルは、樹脂の中で最も透明度が高く
ガラスよりも透明度が高い 美しい樹脂です。
耐候性もよく、野外での使用にも適しています。

 

しかしながら、衝撃に弱く、アルコール等の溶剤にも弱いという欠点があります。

 

まずは、どこがどうして割れているのかを 知る事が大事です。

 

・端面に細かいヒビ割れ
恐らくアルコール消毒による割れと思われます。
放置していると、端面の鋭利な部分でケガをする危険があります。
【対策法】
→側面を避けて消毒する、もしくはテープやゴムなどで端面をカバーする。

 

・表面に白い擦り傷がたくさん
スポンジや繊維の粗いタオルなどで拭く場合、表面にキズが付きやすいです。
柔らかい布で優しく拭き上げるとマシですが、
付着していたゴミやほこりを一緒にスライドさせるとどうしてもキズが付きます。
【対策法】
→ハードコートタイプのアクリル材に変更する。

 

・スダンドや脚部分の割れ
アクリルパーテーションの脚部分は
簡易なものだと、十字にかませているだけですので
自立はできるのですが 接触するなど力が加わると、
脚部分に大きく負担がかかり、パキッとヒビが入ってしまいます。
また、熱で膨張する性質のため、気温の変化で脚部分に圧力がかかり割れることもあります。
【対策法】
→脚部分の負担を分散させるために、接点を大きくしたり面で支える方法に変更する。

 

・大きな破損(テープ補強)
人が接触する頻度が高いところに設置するのは危険です。
落下すれば確実に割れますし、破片はガラスのように硬く鋭利です。
実際、アクリルパーテーションでケガをする事故が多発しており
企業内でも労災案件が増加しているそうです。
【対策法】
→パーテーション形状を変更。もしくは設置場所変更。

 

アクリルパーテーションは用途や環境によって形状が重要であることがわかります。
さらに、やたら気を遣ってメンテナンスする必要なんですね。

 

 

「もういいや、諦めよう…」
という声が聞こえてきそうです。

 

実は、もっと簡単に長持ちさせることが可能です。

 

それは 【材質の変更】です。

 

透明の板は、アクリルだけではありません。
塩ビやポリカーボネートなど、アクリルより強度があり溶剤に強いものを選択すればよいのです。

 

それぞれ用途と環境に合わせた材質でパーテーションを設置すれば
長持ちさせることも、注意しながらメンテナンスする必要もありません。

 

弊社で推奨している材質は【塩ビ製パーテーション】です。

 

塩ビパーテーションについては、別ページでご紹介いたしますね。


 

アクリルパーテーションの買い替えについて、
悩んでいらっしゃるオーナー様はご検討いただければ幸いです。

 

「できない」理由を探さない。

2021年6月7日 月曜日

開発試作アリスは「できない」理由を探しません。

「どうしたらできるのか」を考えて行動します。

開発ものづくりアリスのAction_guideline。

起業した時に定めた行動指針のひとつです。

開発ものづくりアリスになぜ仕事を発注していただけるのか?

たくさんある会社様から選んでいただける理由をお客様に確認してきました。

結果、もっとも多かった理由。

それは、他社とは違って、できない理由をもっともらしく言わず、

どうしたら実現できるのか考えてくれるからというものでした。

これからも未来に向けた開発ものづくりで、何とかする覚悟を決めて、

おNEWに挑戦したいと思います。

TPX(PMP)の板からシャーレっぽい形のサンプルを

切削加工で製作している動画です。

素材は耐熱性の高い透明樹脂ポリメチルペンテン。

耐薬品性や耐スチーム性が高く滅菌処理も問題なし。

医療現場や理化学実験器具など用途が広がっている新素材です。

設計変更や改造に強い試作金型

数が少ない量産部品や量産試作部品は、試作金型でのインジェクション

射出成形にて製作しています。

試作金型は、あくまで試作検証用であったり、少ない数の部品を安価に

製作する事を目的としています。

設計ミスや不具合などのスピーディーな修正に適しています。

設計ミスや不具合などのスピーディーな修正に適しています。

基本的に加工性の良いアルミ素材で製作されており、シンプルな

金型構造で設計しているため、突発での金型改造や設計変更に効果を

発揮します。

また金型の流用も可能で、基本ベースの形状が同じであれば、

必要な部分を改造でき、コストダウンにつながります。

プラスチック樹脂部品の試作で量産試作品サンプルを製作する場合は

開発試作アリスにお気軽にお声かけ下さい。

製品は本型と同じなので、大量な数を生産しないプラスチック樹脂部品の

製作にも適しています。

試作金型での部品製作はお気軽にお声かけ下さい。

PEEK切削加工

今日は高価な材質として有名なPEEKについて。

 

PEEK:ポリエーテルエーテルケトンという名称の樹脂で
「ピーク」と呼んでいます。

 

樹脂材の中でも最高レベルの耐熱性・機械的強度があり、
寸法安定性が高い材質です。

 

PEEKの特性
・連続使用温度260~300度(耐熱水・スチーム内での使用も可能)
・難燃性である
・機械的強度が優れている
・耐放射性がある(高価・割れが発生しにくい)
・酸・アルカリ・有機溶媒など耐薬性がある。

 

とても素晴らしい特性をもった材質です が、

 

冒頭でも申し上げた通り、
とても高価な材質であり
さらに、加工性が良くない(反りも出る)ため
“リスクが大きい”と断る加工屋さんも多いようです。

 

たしかに、弊社でもPEEKを加工する際には少し肩に力が入ります。
加工した結果、寸法公差内に収まらず失敗…再製作したこともありました。

 

でも苦戦する材質だからこそ、やりがいがあったりもします。

 

欧州では、車の軽量化を図る為に高温部品となる
オイルシーリングなどにPEEKが使用されており、日本でも自動車産業をはじめ
携帯電話・サイクロン掃除機・半導体に加えて航空宇宙産業や原子力発電・医療分野など
幅広く活用されるようになってきています。

 

決して安価ではない材質ですが、
様々な開発ものづくりにおいても、外せない材質となりそうです。

 

株式会社アリスでは、
小さな試験片のカット・提供もおこなっております。
必要な寸法・厚み・数量を教えていただきましたら
すぐにお見積り可能です。
是非、お声掛けくださいませ。

 

株式会社アリス
TEL:072-964-2100
MAIL:info@arice-world0917.jp

洗濯槽の試作

2021年6月6日 日曜日

先日は大手家電メーカーさまより
洗濯槽の追加工と、新規製作をご依頼いただきました。

 

全長は、おおよそφ500×600Lの大きさです。

 

 

金属薄板に数千個の脱水孔をレーザー加工であけ、
職人の手で曲げて溶接という工程で製作しました。

 

溶接部分が歪み、多少円が歪むことを懸念しておりましたが、

実際に製作してみると、上下部品ともうまく嵌合し、見栄えも美しく仕上がりました。

(開発段階の試作であるため、写真は撮れません。)

 

お客様からも大変ご好評をいただき、また追加でご注文をいただくことになりそうです。

 

ABS(透明)切削加工で透明度アップ

画像はABS(透明)です。

材料商社からサンプルでいただきました。

半分を切削加工して磨き処理。

①アクリル→②ポリカーボネート→③ABS→TPX(PMP)の順で

透明度が高く綺麗になります。

それは素材の問題で粒子が細かい順に透明度が高い。

表面だけ磨いても素材よりは綺麗にできません。

しっかり見ないと素材の違いがわからないぐらいに仕上りました。

色合いが違ったり重さや硬さが違いますが、置いて見てると差が小さい。

ABS(透明)は安価で切削加工や仕上がやりやすい。

素材はこだわらず、ある程度の透明が必要だという場合は

ABS(透明)で提案していきます。

※透明度の高いABSは10㎜までになり、

 10㎜以上の厚みは従来品と同じく透明度が低いです。

TPX(ポリメチルペンテン)の部品加工実績

開発ものづくりアリスは、TPX(ポリメチルペンテン)の部品加工

実績が豊富です。

医科学器具は少量なので、さまざまな製品を製作しています。

離型性が良いので樹脂型を製作したり、食品衛生法をクリアしているので

お料理のアイデア商品なども製作しました。

TPX(ポリメチルペンテン)の機械切削加工の実績はたくさんあります。

素材メーカーであるタキロンポリマー様曰く、材料の購入実績はトップ

だそうです。

板材が厚み30㎜しかなく、丸棒もテストサンプルだけといった範囲

とはなりますが、ポリメチルペンテン(TPX)の機械切削加工は

ぜひアリスにお声かけ下さい。

ウレタン切削加工

2021年6月5日 土曜日

ウレタンゴムは柔らかい材質であることから
注型などで製作することがほとんどです。

 

しかしながら、ウレタン硬度90度ともなるとかなり硬くなってきますので
切削加工が可能となります。

 

ウレタンは、転がり抵抗、耐熱性、蓄熱性、耐摩耗性に優れています。
そのためウレタンローラーとして、製鉄・印刷などの産業において
搬送ラインやガイドなどに使用されることが多いです。
※金属のローラーにウレタンを接着・焼き付けしています。

 

その他 少量部品や、形状違い多種部品などの場合にも切削加工がお勧めです。

 

もちろんゴムなので劣化しますが、切削ですと再製作も簡単です。

(上記サンプルは、経年劣化で黄色が濃くなってます。)

 

柔らかいものは注型での対応となりますが、
幅広く対応しておりますので、ぜひ一度お声掛けくださいませ。

 

株式会社アリス

TEL:072-964-2100

Mail:info@arice-world0917.jpi