3Dデータで開発試作モデルを検証
アリスでは、図面やスケッチのを専門スタッフが3Dデータ化し ます。
3Dデータを作成すれば、パソコン画面で現実のカタチを確認できます。
データで筐体のカタチや機構などを、まずは確実にしておけば、試作モデルを
何度も作り直すことなく、無駄なコストを省くことができます。
また機構設計に不備がある場合は、ご連絡させていただき、実現可能な
部品形状に修正させていただきます。
3Dデータで、できる限りの問題点を解決してから試作モデルの製作に進めます。
各工程は必ずご承認いただきますので、ご安心いただき、開発を進めていただけます。
CADデータが見れないといった場合も、画像データでご確認いただけるようにしています。
3Dデータでの開発試作モデルの検証をご希望の場合は、ぜひお声かけ下さい。
自分でなければできないこと
会社も人も、存在意義があるのかどうか?が重要です。
存在意義は、果たすべき役割があること。
その会社や自分でなければできないと代用できるということ。
代用できるような仕事しかできないのであれば、どうしても存在して
くれないと困るといった意義がないということになってしまいます。
アリスは、開発試作に特化した試作専門の会社ですが、試作専門という
だけでは、たくさんの代わりとなるコンペティターさまがいらっしゃいます。
開発ものづくり全般に精通していることや、試作専門のネットワークが
あること、透明試作モデルに特化していること、高精度の試作品を
製作できること、改造や追加工が得意であることなど強みはたくさん
ありますが、ひとつひとつの強みを更なる高みにレベルアップしていく必要があります。
アリスではなければできなことを、代替できないまで極めていきたいと思います。
優先順位を明確に
開発試作のものづくりは、突発での試作品製作や緊急での改造対応など
予定外での仕事が数多く発生します。
そこで、状況に合わせての迅速な段取り替えが必要となります。
段取り替えに失敗するとさまざまな不具合が発生してきます。
その段取り替えを的確に行うためには、仕事の重要度や緊急度が明快に
なっているかがポイントとなります。
優先順位を明確にできると、仕事の効率が大幅にアップします。
どれから先にやるか? どれを後回しにするか?
それぞれの仕事の重要度と緊急度を考えながら、即決していかなければ
いけません。
その判断基準が難しい。
ですが、段取りしないと、対応可能かどうかがわかりません。
できる限り、それぞれの仕事の優先順位を事前に明確にしておくこと。
あとは経験して実務の即した優先順位を覚えていくこと。
臨機応変な対応ができるようになるには時間がかかることだと思います。
リーダーの仕事は「聴くこと」
リーダーの仕事。
それは、聴くことではないかと最近思ってきました。
機能的にオープンにしているアリスでは、命じる必要がほとんどありません。
ご発注いただいて、試作モデルや治具の製作打ち合わせは、基本的に
製作するスタッフがするようになっています。
作り手が直接、エンジニアさまと打ち合わせすることがもっとも確実で
スピーディーです。
それぞれの試作品には、創るキモがあって、それを作り手が深く理解して
いることが、もっとも望ましいことだと考えています。
そこで発生する相談や取り組み、加工方法の迷いや技術的な話を聴くこと。
それがアリスのリーダーの仕事として、もっとも重要なことになっています。
それぞれのスタッフが一人前ですから、聴くことだけで仕事がスムーズに
進んでいきます。
複雑な加工技術をシンプル化する
あたらしい加工技術や作業手順を加えれば加えるほど複雑になっていきます。
積極的な行動は、今を複雑化していきます。
慣れた加工方法や作業方法にプラスする訳ですから、複雑化して当然です。
加えるだけでなく、不必要なことや無駄なことを引く必要がでてきます。
それに単純かつ明快にシンプル化していくことが重要だと思います。
開発試作のものづくり全般に対応していくことは、たくさんの素材や加工方法、
道具や機械などを活用していくことになります。
漠然として考えると領域が広すぎて、混乱を招いてしまいます。
ですが、ひとつひとつを紐解いていくと、単純は仕事の積み重ねです。
定期的にシンプル化して、単純の積み重ねにしてしまうことが
進化していくコツではないかと思います。