展示会の初日報告
機械要素技術展の前日の準備と初日だけ参加して参りました。
本当は開催されている3日間いたかったのですが、実務的に
難しくスタッフにまかせました。
初日の感想として、大手メーカーさまの開発設計、生産技術、購買などの
部署の方々がたくさん来られていて・・・
あたらしいものづくりを積極的に模索しているんだなと感じました。
またまだまだ関東進出の切り口があるなとも感じました。
関東でのものづくりを行う会社様とも知り合えました。
良いビジネスパートナーとしておつきあいできればと思います。
今回の展示会で感じたことを、しっかり洞察力を働かせて状況を的確に把握、
分析してこれからの事業展開に活かしていきます。
加工技術向上のカギは責任感
ある程度までの加工技術は、WEBで調べたり、聞いたりすれば、
練せずとも、それなりに対応ができます。
また最新のCAD/CAMや加工機械は優秀ですから、一般的な
寸法精度レベルの機能試作、ワーキングモデルの製作は誰でもできる
仕事になりつつあります。
指先程度の寸法公差が2/100以下のレベルの微細な試作サンプルや、
アンダーカットだらけの厚い機能モデル、特殊素材の試作品など
難易度の高い加工技術が必要な高精度、高品質の試作加工をできる
技術があってこそプロフェッショナルの職人です。
では、真の職人になるカギは・・・
難しいことでもやり遂げる責任感であり覚悟。
そういったプロ意識が加工品質の高めるポイントだと思います。
井の中の蛙意識をぶっ飛ばす
定期的に新規開拓活動を行ってきました。
その理由は、今のお客さまがどれだけ重要で好意的に
おつきあいして 下さっていることを馴れ合いで忘れてないようにです。
またマーケティングリサーチ的な目的なんですが、
机上論だけでなく 肌感覚でお客さまの求めているニーズやサービス、
技術を感じること。
真の実力やこれからの進むべき方向が見えてくるからです。
今回のイベント参加も本当を感じて理解することが目的でした。
頭ではアリスの実力がわかっていましたが、感覚的にも
井の中の蛙意識がぶっ飛びました。(笑)
いろいろなイベントに参加するたびに、現状がよくわかり、愕然となります。
同時にハングリー精神が蘇ります。
またこれからも積極的にイベントに参加をして、開発試作モデルを創る
事業を 洗練化させていきたいと思います。
あたらしい=やったことがない=難しい
あたらしいことは、やったことがないこと。
未来に向けた先行開発での試作品の製作では、
今までなかったものを創ること。
やったことない素材や加工であたらしいものを創ることです。
ですから、開発試作のものづくりは、だいたい場合が難しい
仕事となります。
「あたらしい=やったことがない=難しい」 ことにトライするのが
開発試作の開発試作のプロであるアリスの役目です。
できることだけやっても、今までなかったあたらしいサプライズはできません。
未知。
そのハードルが高いことを越えてカタチにしていく力。
その実現力が、開発試作のプロだと思います。
未知の本質をつかみ、何が大事なことかを追求する。
そうして未知を実現していく加工技術力が、開発試作のプロである
アリスの強みです。