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「ひらめき」を持つ開発エンジニアとして

2021年7月13日 火曜日

開発試作アリスは「ひらめき」ある開発エンジニアリング会社として

開発ものづくりを行っています。

素材や加工方法にこだわらず、ご連絡をお待ちしております。

ABSなどの分割製作、貼り合わせ

2021年7月12日 月曜日

細長い筒状のもの
箱形状のもの
内側に加工が必要なもの
斜めの形状のもの
複雑で時間がかかりすぎるもの
大きいもの

 

…こういった、一体加工では難しい形状の場合
分割製作、貼り合わせの工法を用いて製作致します。

 

弊社が分割・貼り合わせの加工で
一番得意としている材質は、ABS材です。

 

 

ABS材は、専用の接着剤がありますのでかなりしっかり接着できます。
また、比較的安価で加工性もよく、機械的強度もありますので重宝されます。

 

↑接着した面、わかりますか…?
研摩するとパッと見ただけでは分からないレベルまで
仕上げることができます。(正解はこちら↓)

 

メッキや塗装などの表面処理も可能です。
過去には、外観サンプルや、模型、キャラクターものの切削実績がございます。

 

 

透明の材質を求められる場合には、
ポリカーボネートやアクリルなども分割・張り合わせが可能です。

 

どうしても分割製作で形状がでない複雑なものには、
3Dプリンタでの製作も対応しております。

 

他社で断られて困っているものはございませんか?
アリスでは、幅広いご提案が可能です。 
御連絡をお待ちしております。

機械加工のことなら開発試作アリスに

開発試作アリスは、機械加工で試作品も含めた部品の製作や、

治具の設計製作を行っています。

メーカーエンジニア様や商社様からのご依頼が中心となっています。

5,000個までぐらいの少量多品種の部品を開発試作モデルから製作して対応。

研究開発や検査、生産ラインなどで使う治具などの設計製作、

カスタマイズした生産機械の部品や、現物しかなくなってしまった部品

などをリバースエンジニアリングしたり幅広く対応しています。

素材は、プラスチック樹脂だけでなく、ゴムや各種金属など。

素材や加工法などを意識せずに、お気軽にお声かけ下さい。

成形品の魅力

2021年7月11日 日曜日

今日は射出成形のお話です。

 

(株)アリスでは樹脂板から切削加工する方法の他に、
樹脂を金型に流し込んで成形する射出成形の方法もやってます。

数が少ない場合には樹脂板から機械で削り出した方が良いですが、
量産となると、金型をつくった方が1個単価が安くなるメリットがあります。

しかも、金型さえ出来てしまえば あっという間に大量の製品が出来上がります。

今日は新規金型のトライ成形に立ち会いました。

 

掌に収まるサイズの小さなケースを成形。
たったスプーン1杯のペレット材から大量の製品が出来上がります。

 

切削で作られたものなのか
成形で作られたものなのか
遠目ではわかりにくいものですが、

よく見ると、押出ピンやゲートの跡など
成形時につく特有の「跡」を見つけることができます。

・押出ピンのあと
成形の際、樹脂は数10~数100MPaもの圧力で金型に充填され、
成形品は非常に強い力で金型に張り付いています。

エジェクタピンはこれを押し出すのですから、パーツへの食い込みが発生し、  ピンの跡が残ります。

製品の内側(裏側)によく見かける丸い跡です。

左右均等な位置に見つけることができます。


ケース形状のものには四角い跡の場合もあります。

・ゲートのあと
金型に溶融プラスチックを流入するときの入口のことです。
後処理で綺麗にすることもできますが、写真のようにゲートの周りを       凹ませて ゲートあとに手が触れてケガをしないよう工夫されている      ものも多いです。

プラスチックとは言え、触れると痛いですからね!

 

身の回りにあるプラスチック成形品を見ていると、
「ふむふむ、ここから樹脂を流し込んで…ここで押し出しているんだな?!」と 想像が膨らみます。

 
金型屋さんによって、さまざまな工夫がされており
なるほど~!と感動することも多々ありますよね。
…あれ?私だけですか?

 

身の回りのプラスチック製品、是非一度気にしてみてくださいね。

 

金型の世界にも、たくさんの用語がありますので、
また書きたいと思います。

株式会社アリスでは、
試作から量産まで幅広く対応しております。

 

切削加工できても、射出成形できる形状であるかはまた別の話です。
量産を見据えた試作を。

実績のあるアリスだからできることだと自負しております。
成形の知識が無くてもご安心ください。
アリスと一緒に、納得のいく開発ものづくりを。

作業はシンプルに美しく略す

例えば透明切削品の透明化処理。

ポリカーボネートやアクリル、ポリメチルペンテンなど素材によって、磨きや

研磨の道具や、透明化処理の手順がまったく違います。

カタチや用途でも仕上げ方は違ってきます。

機械加工のプログラムや刃物、加工治具なども、それぞれの部品で違います。

それが一回一回新たな方法を模索するので、透明化処理の方法が進化します。

新たな開発プロセスでのものづくりを積極的に対応しているので、

どうしても複雑化していってしまいます。

複雑化していく仕事を、整理してシンプル化。

誰でもできるように標準化していく事が重要です。

シンプルイズベスト。

それにシンプルイズビューティーです。

無駄は略して、単純化すれば誰でもできるようになります。

常に標準化しながら、新しい技術にトライしていく。

(株)アリスは進化を止めない事で、貴社の研究や開発に貢献します。

銅や真鍮など金属加工のエキスパート

2021年7月10日 土曜日

バスバーやプローブなど銅や真鍮の部品を製作しています。

メッキや絶縁のための塗装など、表面処理や樹脂のインサートなど

も行っています。

加工方法は切削加工であったり、板金プレスやレーザー加工など、

形状でチョイスします。

ご出図は、3D/2Dデータや図面、手書きなどこだわりません。

またわからない場合は質疑致します。

銅線やアルミ線の巻き線にも対応致します。

銅や真鍮の開発部品や試作サンプル、治具などは、お気軽にお声かけ下さい。

ヘアライン加工

【ヘアライン加工】ってご存知ですか?

 

私なんかはツヤッツヤの黒髪美女を思い浮かべちゃいます。

 

金属の表面処理のひとつなのですが、
一方方向にシャーッと髪の毛のような細かいキズをつける・磨く加工のことです。

もともとヘアライン加工が施されている金属板を購入することも可能ですが、
溶接などの加工を施した後の表面は小傷がいっぱいになりますので
ヘアライン仕上げをすることで見た目は美しくなります。

 

研磨ベルトを回転させることで、細かいキズをつけているのですが、
研摩ベルトの番手の種類も選ぶことができるので、
金属的な質感を強調したり、つや消しにも重宝されています。

 

その他、金属加工の表面処理には、ブラスト加工というものもあります。

 

同じくキズやツヤを消すために、加工を施されるのですが
メディアという 小さく砂のような粒を表面に吹き付けて表面を荒す加工です。
表面は小さな凸凹ができ、梨地・シボといった表現が可能です。

こちらも吹き付けるメディアの種類によって、見た目の印象や手触りが大きく異なります。

 

ブラスト加工を施すことにより、指紋がつきにくくなったり、キズが目立たなくなったり。
よく見ると、私たちの生活用品はこういった表面加工が施されているものがほとんどですね。

 

試作だから、小ロットだから、と妥協されることもあると思いますが
やはり見た目の印象、肌触り、使い勝手も大切な要素です。

 

 

どのような加工が良いのかわからない、といった問い合わせでも大丈夫です。

 
御使用状況や環境によってご提案させていただくことができますので
お気軽に、アリスにお問い合わせください。

天才は1%のひらめきと99%の汗

2021年7月9日 金曜日

エジソンの名言。


Genius is one percent inspiration, 99 percent perspiration.


「天才は1%のひらめきと99%の汗」

この言葉は、 99%の努力しても、 1%のひらめきがないと無駄に

終わると言う意味です。

それほど、ひらめきは重要だという事です。

それでは私のような凡人はどうすれば良いのか?

それは無駄であっても努力を続ける。

99.9999999と限りなく努力だけになっても努力を続ける。

ひらめく可能性があろうが、なかろうが、続ける。

とにかく、ひらめくまで続ける。

そうしないと努力がもったいないです。


天才にはなれなくても、凡人レベルであれば標準的な人より秀でる

ことはできる。

それで十分です。


それに真剣になれば、誰でもひらめく。

凡人である私は、そう考えています。

毎日の努力を積み重ねる事で大成を成せると思います。

シリコン製キッチンツール

100円ショップなどでよく売られている樹脂製キッチングッズ。

 

とくに、フライ返しや、お玉、行楽用のカラフルなスプーンなど
安く入手できる上に、使い捨てとしても便利で
皆さんも使用されたことがあると思います。

 

樹脂製キッチングッズの欠点としては、熱に弱い点です。
鍋の淵などの熱源に柄部分があたって、溶けてしまうことはよくあるのではないかと思います。

 

私の家にあったお玉は、ポリプロポレン製のものでした。
耐熱温度は120度。

 

電子レンジで温め可能な容器も耐熱120度程度までのものが多いですが、
容器内側がザラザラに溶けたようになってしまったりすることがあるので
少し気にかけながら使用する必要がありそうです。

 

もっと耐熱性が優れたものといえば、「シリコン」です。
最近100円ショップにも並ぶようになってきました。

 

シリコンは200度を超える温度にも耐えられ、耐油性、耐酸化性にも優れた性質を持っています。
条件によっては400度の熱にも耐えられるそうで、高温環境での使用に適しています。

 

「シリコンスチーマー」や「シリコンゴムベラ」「離乳食用スプーン」「お弁当用シリコンカップ」など
素材の柔らかさと耐熱性を活かした商品が近年増えてきました。

 

私はキャンプによく行きますが、
トング、食器類、折り畳み式バケツなど
シリコン製品は大活躍です!

 

一般的な樹脂製品に比べると
シリコン製品はまだまだこれから増えていくように思います。

 


株式会社アリスでは、
シリコン製品の開発のお手伝いも可能です!
試作から量産まで、幅広く対応できますので
是非お声掛けください。

紙ベークと布ベーク

2021年7月8日 木曜日

紙ベークはフェノール樹脂に紙を織り交ぜた板材です。
電気絶縁性に優れる材料の中では、比重が軽く、コストも安価であることから
昔からよくご注文をいただいております。

 

似た素材に、布ベークもあり
フェノール樹脂に布を織り交ぜた板材です。
紙ベークが電気絶縁に優れていることに対して、布ベークは耐衝撃性に優れています。

 

材質としての注意点は、
紙・布を基材にしているため、吸水しやすいというところです。

 

最近加工屋さんではベーク材を加工してくれないことがあるそうです。
そんな時は、アリスにお声掛けください!

 

図面から、フリーハンドの簡単な絵から、製作のご依頼可能です。