なぜ試作をするのか?
アリスは開発試作でのものづくり事業をメインとしている会社ですから、
新製品開発に、なぜ試作が必要なのか?という問いに
明確な答えをもっていなければいけないと思います。
あたらしい価値を創る開発プロセスでの試作の役割は、量産プロセスに
移行する前に考えられる限りのさまざまなリスクをできる限り減らしておく
ためだと思います。
商品がリリースされてからの市場クレームが発生すれば、クレーム解決に
莫大な費用が発生するだけでなく、信頼も失われ大打撃を受けてしまいます。
今では3Dデータでの検証も進んできていますが、リアリティーな試作モデルを
製作して使ってみて初めて気づく問題点や不具合などを事前に発見することが
試作品製作の最大の目的であり最重要な試作モデルの役目ではないかと
考えています。
試作品を製作してのデザインや機能評価は、開発ではとても重要なプロセスです。
その役割を責任を持ち果たしていくことがアリスの使命であることを全スタッフに
徹底して役割を果たしていきたいと思います。
理解が深まること
現代はインフォメーションとしての情報が簡単に入手できます。
例え知らなかったことでもネットで調べると答えを簡単に見つけることができます。
ですから、いろいろなことを知っています。
ですが、知っているから実現できるとは限りません。
いや。 知っていてもそれを実現することはなかなかできません。
あくまでも情報として知っているだけで理解しているのではないのかもしれません。
理解は実現のために本気になって取り組んでいくことで深まるんだと思います。
トライしては考えて、また挑戦しては研究分析して理解を深めていく。
理解を深めていきながら粘り強く小さなことを積み上げていく。
究極の本質なんて一生かかっても理解なんてできないかもしれません。
アリスではあたらしい価値を創る開発ものづくりの試作品を製作して
いますが、開発ものづくりの本質を追求して理解を深めて理想の実現に
戦力で取り組み続けていきたいと思います。
「見ざる聞かざる言わざる」 の重要性
「見ざる聞かざる言わざる」なんて逃げではないか!!
なんてずっと思ってきましたが、ようやくその意味や重要性が理解できてきました。
些細なことを見ても仕方がない。
それに、そこにこだわることは重要ではありません。
余計な噂話や本気の想いのない意見なんかも迷うだけ。
批判や誹謗中傷なんて論外で聴く時間が無駄だと思います。
しゃべりは、どうしても言わなければならないこと以外は他者に任せておくと楽。
聞き手に回って今の状況や周りの大切な人々、現在処理している問題など
重要なそれらのこ とをもっとよく理解するために、自分のエネルギーを
使っていくことが大切なんだと今ようやく実感してきました。(笑)
開発試作でのものづくりである試作品の製作でお客さまに信頼を深めて
いただき、あたらしい商品開発に役立つ会社としてレベルアップしていくこと。
それが最重要のミッションであり、熱中していき、これまで以上に進化を進めて
いきたいと思うこの頃です。
意味をなす
日々を意味をなす充実した時とするのか否かはそれぞれが決めることだと思います。
無意味な繰り返しを選択するのも良し。
成長の日々をとするのも自分自身です。
その日々の積み重ねで後悔することがなければ良いんだと思います。
人は十人十色なんですから。
今の時代は個が主役の時代だと感じております。
それに類は友を呼ぶ時代。
同じ波長や考え方の人たちが自然と集まってくる不思議な時代です。
アリスでは、モノづくりや試作品の製作を生業として、プロを目指す人たちが
集まって自由に高みを目指せる会社にしたいと思います。
やはり強みである試作品の製作ではトップクラスを目指したいと思います。
今度ともご愛顧の程程よろしくお願い申し上げます。