3Dプリンターの精度
メーカー様では3Dプリンターを導入していて、真空注型マスターとして
ご支給いただくケースが増えてきました。
外観のラフな確認や精度を求めない試作部品には確かに有効です。
ですが精度の厳しい試作品にはまだ活用するには厳しいと感じます。
プラスチック樹脂の射出成形や真空注型ほど膨張や収縮のコントロールが
確立されておらず、部品精度がかなり劣ります。
真空注型マスターとしてご支給いただいたもので精度を
求める試作部品の場合はマスターを追加工して精度を
出す必要がございます。
マシニングセンタや旋盤を使って追加工しておりますが、
ソリやひずみが大きくできる範囲での対応とさせていただいております。
強度的にはなかなかのものにはなってきておりますが・・・
無意識の意識
心理学に興味があります。
有名な話なんですが、心理学者ユングさまの「人間の意識を氷山」に強烈な
インパクトを受けました。
人間の意識には顕在意識と潜在意識、超意識があって・・・ という話です。
超意識はややこしいので置いといて、顕在意識と潜在意識の理論は
とても重要なんだと考えています。
潜在意識は深層心理とか無意識とか表現されている顕在意識の奥に
存在している意識とのこと。
人の集まりである会社が進化、発展していくのには、潜在意識にポイントが
あるんだと思います。
会社のスタッフ全員が本気であって、潜在意識レベルの深さ、心から会社を
発展させていくことを考えて真剣に行動すれば、会社の目標が達成される。
無意識での行動や発言によって人の本音がわかります。
アリスでは本気になって仕事に取り組んでもらえる職場環境創りに
取り組んでいます。
訴求力を探す難しさ
訴求力がある新開発商品を創るとか訴求力あるプレゼンテーションとか・・・
訴求力があるホームページ、キャッチコピーなど訴求力が必要なことはたくさんございます。
では訴求力とは・・・ 主に商品やサービスについて、消費者に魅力をアピールして
欲求を呼び起こす効果の度合いを指す表現だとのこと。
プロモーション は営業の重要な要素です。
とはわかっていても難しい。
お客さま視点で考えようとするんですが、本当にお客さま視点なのか?
考えれば考えるほど迷路に迷い込みます。
自分視点になっていないか不安が広がっていきます。(笑)
いつも結果的には、たぶん・・・アリスの魅力だろう?と思うことを強みとして、ストレートに
伝えることしかできなくなっちゃいます。
アリスを冷静に見つめなおして、真の魅力をぜひともお伝えしていきたいと思います。
ということで、開発試作モデルの製作はぜひアリスにお声かけ下さいませ。
体が覚えるまで繰り返し続ける
優秀な人はセンスがある人だけなんでしょうか?
いつも考えます。
非凡な人たち以外は優秀にはなれないんでしょうか?
私は平凡な人たちも優秀になれるんだと考えています。
それには人より少しだけ毎日、頑張ることだと思います。
精神論ではなくて、毎日少し人よりプラスアルファーすること。
仕事は業務の積み重ねがほとんどの部分を占めると考えています。
その業務を確実に、スピーディーに、正しい方法でこなせることが
優秀なんだと思います。
それには、仕事の原理原則を繰り返し、体が覚えるまで繰り返し続けること。
その繰り返した回数だけ優秀になるんだと思います。
あとは、思考してよりよい組み合わせを考え出したり、合理化できる人が
優秀ではないかと思います。
特に試作品の製作やものづくりでは、体が覚えるまで繰り返し続けたことが
どれだけあるのかが大切なんだと思います。